前にも書いたと思うが、、、
鈴木の通勤途上に
1匹の白いにゃん子がいる。
首に、かわいらしい
赤い首輪をしているので
飼い猫である。
性別はというと?
右手で猫パンチをすること。
※オスは左手で猫パンチをする
と、目がやさしいから
鈴木は、「メス」だとにらんでいる。
そのにゃん子が、この頃というか
横浜が急に寒くなってからというもの
飼われている家の軒先で
姿勢を正して日光浴を
毎朝いつもしているのです。
(日光浴は、今日だけかな、、、)
と、思っていたのだが、、、
もう、かれこれ1週間近くも
続いているのです。
すると、鈴木も、がぜん
興味が涌いてきて
そのにゃん子を、毎朝、しげしげと
観察することになるのです。
そのにゃん子は、
お日さまに正対して
ちょこんと座って目を細めている。
まるで、お日さまのエネルギーを
自分の眉間から、注入しているように見える。
見方を変えれば、
「祈っている」ようにも思える。
この時期のお日さまのパワーは弱い。
物理的にエネルギーを
もらうのだったら
お日さまがギラギラしている
真夏にお日さまに正対すればいい。
でも、真夏にそうした姿は
見たことがないから、、、
人間には、わかりえない「何か」が
そこにあるのかもしれない。
そうじゃないのかもしれないが、、、
でも、にゃん子が
お日さまに対して
目をつぶっている姿は
誠に神々しく見えるのです。
「あれ」を見てしまうと
にゃん子なりに、何かしら
意味があるのであろう、、、と、
思うのです。
鈴木は、大のにゃん子好きなので
「にゃん子、おはよう!」と
声を毎回掛けるのだが
返事をしてくれない。(涙)
こうなるとにゃん子は
かなりかたくなな生き物であるから、、、
この先も、鈴木が挨拶をしても
無視すると思うと、
その状態は、かなり悲しいというか
相当に傷つくことなのです。
追伸
フランスでベストセラーになった
『猫はためらわずにノンと言う』が
日本語に翻訳された。
この中で、
「猫は何の役にも立たないことを
名誉なことだと考えている。」
(ミシェル・トゥルニエ/小説家)
と、いうのがある。
(同感だ、、、)
もしかして、
<ゆったりと構えて、
自分の居場所は
どんなささいな干渉からも
守り抜くこと。
自分の人生で主役を演じるには、
舞台がないとね。>
かもしれないなぁ~。
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