鈴木が患者さんに
質問したい時がある時は、、、
患者さんのお腹の
みぞおちの箇所を
診ている時にすることが多い。
この箇所は、「感情」と
関係がとても深い。
イライラすると、、、
この箇所は硬くなる。
反対にリラックスすると緩む。
ちなみに、、、
受験、重要なプレゼンの前などに
過度のプレッシャーが掛かると
吐きたくなるのは
体が、無意識に、
この箇所を緩める働きなのです。
井本整体でも、
「邪気を体から排出する方法」として
エクササイズがある。
患者さんのみぞおちを
右手の人差し指、中指、薬指で
大きくさわりながら、、、
「●●さん、暮れから正月に掛けて
おいしいものを食べましたか?」
「いや、食べてないですよ」
この時、患者さんのみぞおちが
硬くなれば、本当のことを
言っていないのです。
鈴木も、大人ですから、、、
「そうですか。
診立て違いかな」と、ポツリと言う。
ここで、正直な人は
「先生、おいしいものは食べてないけど
お餅とかは結構食べたわね」
と、自白する。
※すいません。表現きついです(苦笑)
すると、自白したことで
患者さんのみぞおちが緩む。
「そうですか」
「はい」
「お餅は、いつも、どこで
購入されるのですか?」
「うちは、年末に親戚が集まって
お餅を付くのよ」
「それは、うらやましい」
「でも、大変なのよ」
「そうでしょうね」
「でも、おいしいのよ」
患者さんのみぞおちが
どんどん緩んでくるのがわかる。
そして、お腹をさっさと診ていき
それでも、緩まない箇所か
力が入らない箇所、2点に絞る。
追伸
すると、不思議なことがわかる。
・緩まない箇所
・力が入らない箇所
が、
明らかに正中線、へそと
対をなしている。
そして、その2か所を押さえて
どっちに手助けが
必要かを「気」で相手の体に聞くと、、、
「こっちを手助けしてくれ」と言う
サインを出すのです。
そこで、そこに手を置いて
中を探っていくと穴があく。
ここが、その方の急所なのです。
話しを戻して
つまり、お腹は、嘘発見器なのです。
患者さんが本当の事を
言ってくれれば緩む。
本当じゃないことを
言えば緩まない。
お腹だけは、決して
「嘘」を付けないのです。
鈴木は、いつも
そうして判断しています。
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