2人とも、今の世で
世界最高峰の画家といえるでしょう。
なぜなら、オークションに出される
2人の作品の多くは
ほぼ最高値を付けられるから。
「鈴木さん、最高値が付けられるから
世界最高峰の画家と言うのは
少し短慮すぎませんか?」
「確かに、おっしゃるとおり」
でも、一般庶民にとって
画家が描いた絵の本当の価値を
知ることは困難です。
でも、「お金」で評価されると
幾分感じは変わってくる。
つまり、「お金」と言うのは
確かな判断基準ともいえるのです。
反論も多いと思いますが。
ピカソは絵を完成させると
付き合いがある画商全員に声を掛け
絵を見てもらったといいます。
当然、画商は商売ですから
内心、この絵は高く売れるのか?
と、ライバルを見ながら思っています。
その結果、この絵は売れると判断すれば
他の画商が提示した金額の値を
吊り上げてでも手にいれることでしょう。
結果、ピカソは黙っていても
最も高い金額で絵を
引き取ってもらうことができる。
そして、大金持ちになったのです。
反対に、ゴッホは、
いい意味でも悪い意味でも職人でした。
たくさんの絵を描いても
もっとよいものを描こうと努力したのです。
だから、絵は生前、1枚か、2枚しか
売れなかった。毎日の生活に苦しみ
失意のうちに世を去ったのでした。
追伸
個人的には、ゴッホさんの
生き方が好きですが
ピカソのような生き方にも
賛同を覚えます。
お金が無いと生活していけませんからね。。。(苦笑)
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