40代女性から、、、
「先生、子どもを産んでから
お腹がぽっこりしてきました」
「(お腹を触診しながら)
そうでもないですよ」
「えっ、そんなことないですよ。
下のお腹の方が、ぽっこりしてる、、、」
「ある学説によると、女性の下腹が
ぽっこりするのは、子宮を守るため
と、聞いたことがありますよ」
「ん~ん、、、
そうかもしれないけど。
(下腹のぽっこりを)スッとしたい。。。」
「そんなもんですかね。。。」
ここからは、鈴木の頭の中
家に帰れば、、、
勉強しないお子さんに
三角の目をして気合いを入れたり、
のんべんだらりの亭主に
無言の雷を落としたり
しているはずなのに、、、
「ぽっこりお腹をスッとしたい」
と、言う時は、、、
夢見る夢見る子のような
上目使いで訴える。
正直、かわいいなと思うのです。
さて、「ぽっこりお腹」をしている
女性のお体を拝見すると、、、
・腰が丸まっている
・肩が前に巻いている
その結果、
肋骨と骨盤を結んでいる脇腹が
強ばり、じきに弾力が無くなる。
すると、胸郭が下がり、
腹直筋(=腹筋)が、次第に衰え
腹圧が減少して下腹にある内臓を
支え切れずに「ぽっこりお腹」になるのです。
そんな方に、、、
「(へその下あたりをさわりながら)
ここを膨らませてください」
と、お願いするのですが、、、
決まって「膨らますことができません」と、おっしゃる。
※力が抜けきってしまったために
力が入らないのです
追伸
そんな時は、ひざを曲げてもらう。
すると、力が入らなかった下腹に
幾分、力が入るようになるのです。
でも、おおもとの原因は
・腰が丸まっている
・肩が前に巻いている
つまり、胸の下がりが、原因なのですから
それを上げることが最重要なのです。
参照:『人体美学』76ページ
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