たまに横浜市西区の
スポーツセンターのプールに行く。
仕事を終えてからプールへと
出かけるので19時過ぎになることが多い。
夏のこの時期は、暑さしのぎに
体を冷やそうとするのか来場者が多い。
反対に、冬は、「暑さしのぎ」に来ます、
という消極的な理由で来る人は少なく
わりあいと、アスリート気質の若干
前のめりになった人が来るようだ。
(まぁ~どっちでもいいんだけど)
で、今日の、参加者は、というと
ざっと60人ほどはいるだろうか、、、。
見知った顔が4,5人。
同じ時間の真冬なら、10人前後。
シャワーを浴びてから、
プールサイドに行く。
だいたいいつもと同じ個所に陣取り
スイミングキャップをかぶり
ゴーグルに曇り止めを塗る。
そして、ざっとプールを見渡す。
「あの人、中国人の方だな」
プールに入り、その方のそばへ行くと
「・・・・・・・」と
中国語が聞こえてきた。
(やっぱり、中国の方だった)
なぜ、わかったと思いますか?
「鈴木さん、顔でしょ?」
「違います。わかりますか?」
「雰囲気がそれっぽいから、、、」
「違います。」
それは、
「泳ぎ方なのです。」
「えっ、どういうことですか?」
「泳ぎ方が、まるで自己流なのです。
習った形跡がないというのか、、、
皆、思い思いに泳いでいるのです。
犬かきみたいに。
そして、それを全く恥じていないのです。」
と、いうのも
(これは中国の友人に聞いた話ですが)
実は、中国では学校にプールがほとんど
併設されていないからなのです。
教育(体育)のシステムが違うのですね。
だから、日本人のように小学校1年生から
「水泳」を習うことがないそうです。
当然、住んでいる近くに川や海、湖が無ければ
「泳ぐ」必然性がないので泳げないのです。
学校にもプールはありませんからね。
しかし、そんな彼らも、日本人が泳いでいる
姿、形を見よう見まねで盗み
次第に泳ぎがそれらしくなっていくのです。
しまいには、日本人と中国人の
区別がつかなくなっていくのです。
追伸
在日の時間が長いかどうかは
プールでの「泳ぎ方」を見るとわかります。
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