「ゴロッ。あっ、・・・動いた」
A子さんが、叫んだ。
私にも、聞こえるぐらいの音だったから
さぞかしびっくりしたのではないかと思う。
このA子さん。
実は、臨月まで1月ぐらいの妊婦さん。
お腹には、逆子のAさんのこどもがいる。
第一子らしい。
A子さんの話しを聞くとこの初産は
結構なプレッシャーが周りからかかるらしい。
そのせいかわからないが・・・
何人かその後逆子を診たが
どの方の場合も、なぜか第一子だった
だから、逆子は精神的なものと
関係があるのではないかと疑っている
また、二人目以降ということになると
妊婦さんの場合も一回「経験」があるから
案外、気が楽になるかもしれない
私は、男だからそ
こんところはわからないが、・・・(苦笑)
さて、普通逆子と判断されると
産婦人科へ。それでダメなら
助産婦へ行って逆子体操とかをするらしい
(これがキツいだそうだ)
それで、ダメになると
初めてじゃ~「整体」に
行こうかとなるみたいだ
A子さん
「先生には悪いんだけど、
ダメ元でここに来ました」
と言っていた。(素直な人だね)
「まぁ~ダメ元で逆子が
改善したんだから儲けモンですね」と言
ったら、笑ってた
ともかく、その後無事に
トラブルも無く生まれたらしいから
それでいいんでは。
ちょっと話は戻る
A子さんが私の道場に来る
すぐに仰向けになってもらって、
お腹に手をあてる
「(A子さんのこどもに向かって)
そこにいるとお母さんが大変だから、
少し場所を変えてね」と
話しかけるだけである。
ただ、これだけ
声を外に出してもいいし
出さなくてもよい
ほんとにこれだけなのである
みんなこれでひっくり返って
正常な位置に戻る
命とは不思議なものである
井本先生
「不思議なもので。妊婦さんが
日本人じゃなくても
日本語でお腹の赤ちゃんに話しかける。
それでも変化する。なぜかはわからない」
日本語が通じないはずの?赤ちゃんに
日本語で話しかける
なのに、
自らの力というか意志で
正常な位置に動く
???????
ここのところが
命にふれる仕事に就くものにとって
一番大事なことなのかもしれない
「命をもの扱いにしてはいけないよ」
先生が、いつも我々に言うコトバである。
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