この人体力学体操は、
いたって簡単。
立っている状態から
両方の腕を天井方向に
上げるだけなのだ。
これを、別名
「生理痛の体操」とも言う。
なぜ?
そうなのかと言えば、、、
3年ほど前の九州セミナーでのこと。
井本先生にこんな質問を
された方があった。
「先生、生理痛が酷いんです。
どんな体操がいいですか?」
※本当は、生理痛と言っても
症状、痛みは様々。
生理の前が痛い時
生理の後がもたもたする時
人、それぞれによって
状況が変わるのです。
ただ、この時は、、、
質問者が整体に関して
知識が乏しかったため
難しいことはおっしゃらなかった。
その後、先生は、、、
「要するに、腰の関節が
左右満遍なく空いていれば
生理痛で悩むことはなくなります」
と、簡単にまとめられた。
「では、やってみましょう」
と、言いながら、、、
生理痛で悩んでいる方の
後ろに立ちながら、、、
「両手を前からあげて下さい」
女性が両手を前から上げる。
その女性の手が、
胸のあたりを過ぎてから
先生が、その女性の両手の
肘あたりを持って
一気に引き上げたのです。
予想もしていなかった女性は
「ん~ん」と声をあげた。
「この左、引っ張っているのが
わかりますか?」
「・・・・・・」
「わからないか、、、」
「だんだん感じてきました」
「そうか、、、
それならいい」
「・・・・・・・」
「この感触を覚えておいてね」
「はい、わかりました」
追伸
もちろん、、、
的確に効かせるコツと
言ったものは存在する。
そこが、プロとアマの違いなのだから。
この生理痛の人体力学体操の
一番のコツは両手を一気に上げること。
そうすることで、この体操の
一番のポイントである腰の関節が
開きやすくなるからだ。
ぜひ、その点についてだけ
注意して行ってみてほしい。
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