-井本整体横浜室-よしみ整体[鈴木好美]

神奈川県横浜市保土ヶ谷区西谷町766-4ルミエール1階

11.19 右の親指がしびれる40代の男性

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お体を拝見すると、、、

右の鎖骨の内側が下がっているのが顕著。


これが下がったために
右の親指と関係が深い頸椎7番が
右に引っ張られたのだと想定する。

その後、、、

その想定が正しいかどうかの
確認作業に入る。


頸椎7番付近を観察する。

頸椎7番が親指と関係が深いのは
基本なのだが、そうでない場合も多い。

頸椎7番に近い頸椎6番寄りなのか?
頸椎7番に近い胸椎1番寄りなのか?

学問で行うと迷うところだが

経験に裏打ちされた
「指」の繊細な感覚は
学問(=知識)を凌駕するのです。


指で探っていると、、、

人は急所に当たると、
瞬間、息を詰めるのです。


(あぁ~ここか)と確信して
後は調整するだけなのです。


ただ、この感覚を説明するのは難しい。

微細な指先の感覚と、
ふれる速度が重要になってくるからです。


ちょっと話しはそれるが、、、

人は生きている限り
「呼吸」をしているので

その「呼吸」を無視した操法はありえない。


丁寧にゆっくりやれば「いい」のではなく

その方の呼吸に合った速度で
丁寧に診ていくとよくわかります。


つまり、一番重要なことは、、、

相手の呼吸に合っているかどうか?

 

追伸
患者さんの体の具合が悪ければ悪いほど
「呼吸」は速くなるのが基本的です。

体調が悪くて「呼吸」が
ゆったりとしているのはおかしいでしょ。


だから、重篤な人ほど
操法者である鈴木の速度は速くなるのです。

 

 

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