昨日、東横線での事。
鈴木、席を譲られました。(ガビーン)
(自分では、若いと思っていたのに、、、)
友人にも、患者さんにも、
整体の後輩にも
「鈴木さん、若く見えますよ」と
言われてはいたのだが、、、
どうやら、それは
思いすごしだったようです。(涙)
整体の講座を終えてから
明治神宮を歩きたくなって
明治神宮→参宮橋オリンピックセンターと
足を伸ばした。
(鈴木は、散策が趣味なのです)
途中には、
・東京乗馬センター
・ポニーの乗馬会場
・泥んこの山がある
あえて整備されていない公園
と、なかなか楽しかった。
(もう、ここらで散策もいいか)と、思い
明治神宮駅(=原宿駅)から
自宅がある横浜へ戻るために電車に乗った。
運よく端っこの席が空いたので
そこへ座って本を読み始めた。
第60回江戸川乱歩賞受賞作品
『闇に香る嘘』下村敦史
※この作品は「このミス2015」で
上位にランクされている。
この推理小説は
新人が書いたにもかかわらずとても面白い。
「渋谷、渋谷」とアナウンスが入る。
電車が渋谷に着いたらしい。
そしたら、杖を付いた年配の女性が
車内に入ってくるのが左目の視野に入った。
そして、鈴木の前に立った。
(せっかく座ったのになぁ~)
(居眠りしたふりをするかな)
と、脳の中に一瞬
悪魔の声がやさしく語りかける。
(お前も若くはないんだぞ、、、)
しかし、その悪魔の声を
必死に打ち払い、
その女性の左手首にさわりながら
「ここ、どうぞ」と。
女性は「ありがとう」と言って座った。
そしたら、間一髪入れずに
鈴木の横に座っていた
30代前半の男性が
・髪が横掛け
・顔の彫りが深い男らしい顔つき
「私が替わりましょう」と言って
そそくさと立ち上がり向こうへと消えた。
数秒考えたが
結局、その年配の女性の隣りに座った。
その後、本の続きを読んだが
はっきりとは覚えていない。
追伸
ん~ん、30代の彼から見れば
鈴木も席を譲るべく
おじいさんなのかもしれない。
(俺って、そんなにじじいなのかな)
かなり、ショックなんだけど、、、
その時のことを思いだしながら
このブログを書いている。
そして、今、
『股関節体操』をしている。
※男は股関節の硬直から
齢(よわい)を重ねるからね。
何にせよ、、、
今日、2017/3/12は
鈴木の忘れられない日となると、思う。
以上。。。
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