なぜなら、じきに
「風邪」を引くから、、、
と、いきなり、
答えを言ってしまった。
と、いうのも
前にも何度か書きましたが
体は、次世代に遺伝子を残すために
「生命」を、何とか維持しようとする
働きがあるのです。
例えば、こんなのがあります。
あなたが、南極に行ったとする。
周りは、とても寒い。凍えそうだ。
すると、「生命」は、生きるために、、、
心臓に血液を、集めることをする。
※心臓さえ動いていれば
体は死なないから。
結果、生殖器官は生きながら
次世代にDNAを残すことができる。
しかし、その代償として
末端である手指、足指は
血液が回らずに「凍死」してしまう。
手指、足指は死ぬが
他は生きることができる。
そういった判断を
「生命」は冷徹にするのです。
次世代に、子孫を残すという
「大目標」のためにね。
「鈴木さん、それは、極論ですよ」
「しかし、そのような決断を
体が連綿としてきたことによって、
命が繋がれ、あなたという人間が
いるのもまぎれもない事実なのですよ」
「・・・・・・」
で、話しは戻ります。
だから、多少「食べすぎ」らしくても
体は、そのことを事前に察知し
もっともよい処置をしてくれるのです。
ほんとは、体に負担をかけないように
「食べすぎ」ないのがいいのですが、、、
「食欲」は、「性欲」「睡眠欲」と
並び強烈な欲求です。
齢を重ねて「性欲」が減退すると
反比例して「食欲」は、強くなるのです。
旅行などで朝、バイキング式の
朝食を食べる時に
年配の女性が、異常な食欲で
お皿いっぱいに料理を
積み上げる様は、それが理由なのです。
それを抑制するのは
至難のなのです。
以前は、そんなこともわからず
「食べすぎですよ、、、控えて下さいね」
と、しつこく言っておりましたが、、、
(無駄なことだと悟りました)(涙)
この頃は、年配の患者さんが
お見えになっても
「食べたらいいですよ」と、
指導しております。
体が、限界を超えたら
体は勝手に修復を開始するからです。
通常は、「風邪」に入ります。
そして、食欲不振になりその間に
疲れた消化器官を休めるのですね。
つまり、「食べすぎ」ず、
ほどほどが体にとってはいいのですが、、、
それを無視しても、バックアップというか
次善の策を体は用意しているのです。
追伸
しかし、体が鈍くなっている方は
「風邪」を引くことはできません。
もう少し、大きな病気に
なるかもしれません。
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