「ポジションは、右サイドバックを
担当することが多いのではないですか?」
「えっ、、、はい」
と、言いながら鈴木の顔を見た。
(なぜ、わかるの?)
と、顔に書いているぐらい
わかりやすい表情だった。
内心
(この子は素直だな。
きっと、ご両親が一生懸命に
育ててきたのだろう)と、思った。
ちなみに、右サイドバックとは、
ゴールキーパーのすぐ前に位置する。
守備をメインの仕事にする役割。
でも、近代のサッカーでは、
攻撃に参加する役割を与えらえている。
そのため、運動量が激しく
心身ともにタフな選手が起用される。
つまり、目立たないけれども
とても重要なポジションってこと。
「(右腰をさわりながら)
ここじゃないなぁ~」
「、、、、、、」
「●●さんは、
右腰じゃなくて、ここだね」
すると、「ウっ」と言う。
ここは、右腰じゃなくて
右のお尻に近い箇所。
こういうケースは多い。
「グラウンドの右サイドを
走って走っているうちに
疲れちゃっただね」
「。。。。。。」
「ここをちょっと調整しておきましょう」
「、、、、、、」
追伸
人体力学体操は、
横寝から行う股関節体操のみ。
それも、右側のみ。
余計なところをやっても効果は無い。
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