長く開業していると、、、
「気が合う患者さん」と
「気が合わない患者さん」とに分かれる。
人間だから仕方ない。
「鈴木さん、プロなんだから、、、
誰が来てもベストを尽くさないと」
「私もプロだから、、、
誰が来てもベストを尽くしていますよ」
とは、言っても、、、
そして、ある時、
「気が合わない患者さん」が
お見えになった時に、、、
意図的に「速度」を変えてみた。
鈴木は、基本的に「速い」ので
それを、ちょっと
「ゆっくり」に、してみたのです。
すると、、、
効果は抜群だった。
つまり、その患者さんには
鈴木の速度が速すぎたために
体に合っていなかったのです。
要するに、鈴木の速度が
主体であってはならない
と、言うこと。
すべて、患者さんによって
心地よい速度は違うのだと。
ここで「はた」と
考え込んでしまった。
気が合う、合わないとは
究極のところ
「速度の違い」なのでは?
と、言うことに気づく。
追伸
さて、その速度だが、、、
患者さんの日々の状況の
変化によって変わるのです。
その速度は、「呼吸」の速度。
つまり、体が辛い時は
呼吸が速くなってる。
そんな時に、、、
ゆっくり話しかけられたり
もたもたした動きで接せられる
と、本当に「イライラ」してくるのです。
結局のところ、
患者さんの呼吸の速度に
合わせることが
とても重要なことになるのです。
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