今日は、安保徹さんの
『こうすれば病気は治る
心とからだの免疫学』を
読んでブログを書いています。
毎日、患者さんに
「整体指導」をしている際に、
いろいろなことを聞かれるのです。
それが、けっこう
医学的な分野な事が多いのです。
なかには、自分が服薬している
実物の薬や、レントゲン写真を
持参してくる方もいらっしゃいます。
せっかく持ってきて下さるので
拝見はしますが、、、
当然のこと、
鈴木は、医学的なことを
勉強してきていないので、
答えられようもないのですが、、、(苦笑)
聞かれるたびに、、、
毎回「知らないです」と答えるのは
患者さんに対して
あまりにも「勉強不足」だと思うので
この頃は、現役のドクターが書いている
新書を中心に医学書を結構、読んでいます。
その前提で以下の文章を
読んで下さいね。
<体(=生命)の基本が自律神経であり、
それは交感神経と副交感神経から成っている。
興奮の体調を
準備してくれているのが交感神経。
リラックスの体調を
準備してくれているのが副交感神経。
たった2つの系の揺れで、
すべての体調がつくられているのである>
→ 整体で言うと、首の根っこにある
頸椎6、7、胸椎1の左右差がある時は
自律神経のバランスが悪い、と診るのです。
そんな方のお腹は、
上腹部が緊張している。
ひどい人になると大動脈が
ドクンドクンとなっているのです。
「●●さん、
胃の調子はどうですか?」
と聞くと、、、
「悪い」と言うので、、、
(やっぱり、そうか?)と。
<交感神経は興奮の体調をつくっているので、
いってみれば、この体調のときは元気がでる、
やる気十分という感じである>
<逆に副交感神経はリラックスの体調を
つくっているので、この体調のときは、
ゆったりして、気持ちが
落ち着いた状態になる。食事もすすむ>
→ つまり、役割分担が
違うということですね。
ちなみに、
「日中」は、交感神経が優位です。
反対に「夜」は副交感神経が優位です。
このバランスが取れているのが
「健康」という状態。
<このようなことを理解していると、
薬に頼らなくても自分を
健康な状態に戻すことができる。
具体的にいえば、
交感神経緊張気味の人は、、、
→働き過ぎを止めたり、
心の悩みから脱却することである。
例えば、朝、通勤電車に乗ると
決まって「便意」が起こる人がいる。
これも、日ごろ、
働き過ぎから来るストレス過剰で
交感神経がささくれだっているのを
「便意」を起こして
大便を出すことで交感神経の緊張を
緩めようとしているのです。
※大便を出すという行為
これは副交感神経の働きによるのです。
副交感神経緊張気味の人は、、、
→食べる量を少し減らす、運動する、
きびきびした日常生活を送るなどに
注意すればよいのだ>
これは先ほどと違い、
多少「ストレス」を
かける必要があるのですね。
追伸
「お腹」には、ストレスの状態が
よく出ているのです。
現代の人は、超ストレス社会に
生きておられます。
そのためか、お腹全体に弾力が無く
健康的な張りがありません。
日本が、「イケイケ」の時代であった
昭和40年代にさかのぼって
その時の「お腹」を
診てみたい気がします。
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