日本に「食べ物」が
無かった時代。
第二次世界大戦で
日本が敗れてから
朝鮮戦争勃発までの時代。
※1945年(昭和20年)から
1950年(昭和25年)まで
その間、日本には
「食べ物」が無かったらしい。
特に、都市部。
その頃、幼少期を過ごした方は
あのひもじかった頃を
まざまざと覚えている。
いや、DNAに
刻み込まれているのだろう。
だから、、、
「今、食べておかないと
次、いつ食べられるか」と、
痛切に思うらしい。
※食べる速度は速い。
そして、目が殺気立っている
鈴木が、たまに
旅館に泊る際にも、、、
ご高齢の方を見ていると
温和な女性でも
食事の際には目が真剣だ。
そんな年頃の患者さんに
鈴木が「少し食を控えてください」
と、言っても、、、
たいてい「スルー」される。
そして、
「先生、食べないと
元気にならないよ」
と、真顔で注意されるのです。
その目が爛々と
光っているので、、、
気弱な鈴木は、
言い返すことが
できないのです。(涙)
追伸
この頃は、鈴木も
考えを変えました。
その年代の患者さんが
お見えになった時は
「食べない」メリットよりも
「食べる」メリットの方が大きい
そんなことを発見した。
つまり、この年代の方は
多量の食物を摂取しても
すべて吸収してしまう
強力な消化器を
持っているのです。
このように、1度入ってしまった
潜在意識を塗り替えることは難しい。
この場合の潜在意識は、、、
「食べないと元気にならない」
ですが、、、
人間は、信じ込むことで
それが一見「毒」でも
「薬」になりえるのです。
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