ある時、飛行機に興味があって
いろいろと勉強したことがある。
その1つに、
滑走路上に書かれている数字は
方角を示している。
と、いうものがある。
北海道の新千歳空港は
南北に滑走路がひかれているから
01/36 と、記す
36は、真北。つまり360度ということ。
01は、真南
また、山口宇部空港では
東西に滑走路がひかれている。
07/25であるから
厳密に言うと、真東から真西ではなく
ほんの少し、10度傾いている
※真東から真西であれば
09/27になる
また、この方角は、
飛行場が作られる際に実地調査して
1年を通して、吹く風が
多い方角に設定されているのです。
なぜなら、飛行機は、向かい風の力を
借りて離陸するからなのです。
向かい風が、揚力を増すことで
あの重い飛行機を離陸させているのです
要するに、現代のハイテクの象徴である
飛行機も、自然の力を借りているのです。
ここでまとめると
・北海道の新千歳空港は01/36だから
1年を通して北~南に風が吹くことが多い
・山口の宇部空港は、07/25だから
1年を通して西~東に風が吹くことが多い
「鈴木さん、今回は、飛行機の話しですか?」
「そうじゃありません。
ここで、何が言いたいかといえば、、、
整体する現場において、、、
整体指導者は、呼吸の入る方角
体が流れていく角度は
とても重要なことなのです。
相手の呼吸の方角に沿って
施術すると余計な「力」は入らない。
例え、自分の体が小さくて
相手が「大男」でもまったく関係ないのです。
反対に、呼吸を無視すると
相手が子どもでも難儀するのです。
追伸
今日書いていることは
整体の技術において
かなり重要なことなのです。
飛行機が、風の力を借りて
離陸するように、
整体も、相手の方の呼吸を
利用して施術していくのです。
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