ある女性の患者さん。
40代前後。
操法終了後、
こんな質問を受けた。
「先生、昔から
気になっていたのですが、、、
右足の薬指に魚の目が
できて痛いのです。
なぜですか?」
「それは、腰のところに
問題があるからです」
そして、少しだけ説明する。
本来なら、いい時は、、、
歩く時に、かかとから
拇指丘に向かって重心が抜ける。
だから、拇指が、他の指と違って
「大きく」出来ているのです。
と、いうと、、、
首を縦に何度も振って
納得していられる様子。
でも、それが、あなたの場合
薬指に抜けているから
その箇所が硬くなって
魚の目みたいになっているのでしょう。
鈴木の心の中では、
操法する前に言ってくれればいいのにと
正直、思うが、、、
きっと操法中は忘れていたのだろう。
人間の体は不思議なもので
その時、一番痛い箇所
違和感を覚える箇所しか
意識しないようになっている。
この方の場合、「ワースト1」が
意識しなくなったので、
つまり、「痛くなくなった」ので
次の「ワースト1」を思い出したのだろう。
追伸
そう言えば、この方の場合
右足の薬指の魚の目を聞く前から
いつも右の腰と右足首のくるぶし
右のおなかを診ていたことに気付く。
そして、何とはなしに調整していた。
あ~ぁ、誤解しないでね、、、
これって「自慢」じゃないからね。(苦笑)
ちゃんと「良き師匠」のもとで
真剣に勉強すれば「わかる」ことなのです。
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