羽田空港は、年に多くても
3~4回しか使わない。
整体の研修で札幌に行く往復と
福岡に行く往復の計4回。
9月のある日。
整体の研修のため、福岡へ行った
羽田に着いてトイレに入ると
トイレの入り口でカートを引いている
初老の男性が並んでいた。
その男性の後ろに並ぶと
「お先にどうぞ」と言う
「いいんですか?(はいッ)
では、お先に」
と言って、奥に進むと
そこは和式トイレだった。
和式は空いていたのだった。
(カートを引いているから、
和式を避けたのだと
思っていたら、、、)
つい先日、女性の患者さんと
トイレについて話しをする機会があって
「先生、女性の化粧室でも
和式はだれも行かないんですよ。
私は、和式に行くんです。
並ばなくてすむから。
でも、なんで和式トイレなんか
作るのかしらね
だれも入りたがらないのに」と言っていた
だから、
その男性も和式を
使いたくなかったのだろう
わたしがこどものころは
和式がアタリマエのことだったが・・・
ここ30年の間に
和式から洋式へと変わったために
変わったことがある。
それは、「おなかにチカラを
入れる習慣がなくなった」ことである。
私より若い患者さんのおなかを
診ながら(その方は腰痛持ち)
「おなかにチカラが
あるといいんだけど」と言うと
「腹筋ですか」
「いや、そうじゃなくて腹圧。」
「???」
「おなかにチカラを入れて、
ふ~っと膨らませて」
「??????」
どうやら、おなかにチカラを
入れる感覚がないようで・・・
大便をきばる感じというと
ようやく感じがわかるらしい
(きばるという意味が
わからない人もいたのには
びっくりしたが)
おなかにチカラがないもんだから
腰はおなかの分も
頑張らないといけない
そうしないと、二本足で
立ち続けることはできない。
結局、腰に負担がかかりすぎ
「腰痛」になるわけだ。
つまり、和式しかなかった時には
アタリマエのようにしゃがんでいた
このしゃがむ動作は、
おなかにチカラが入る動作で、
この動作をすると
当然、腰にもチカラが入
るようになっているのだ
腰にチカラが入ると
・腰痛
・肩こり
・首痛
・ひざ痛
・股関節の痛み
・ほとんどの症状
が、改善する。
なぜなら、腰にチカラが入ると
土台がしっかりする。
当然、その上に乗っかっているものは
「余裕」がでてきて
「緊張」することがなくなり
様々な症状が消えるのだ。
追伸
あなたに改善するチカラが
あるかどうかは
和式でしゃがんでみるとわかる
ふつうにしゃがめれば問題なし
だが、足首が痛い、股関節が痛いという方
または、後ろにひっくり返りそうになる方。
腰がこわばってきてますよ
おなかの下の方のチカラも
無くなってきていますよ。
そんな方は、股関節の体操を
おすすめします
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