このタイトルは、4/22(日)の
朝日新聞の朝刊14面の
スポーツ欄から持ってきた。
自分を冷静にみることができる力も
創造力と同じたぐいのものだ、
との指摘はなかなか鋭いものだ。
その原稿は、ノルデイックスキー複合で
ワールドカップ覇者になった。
渡部暁斗(わたべあきと)さんを
取り上げたもの。
※2009年世界選手権の団体戦で
すでに金メダル獲得。
個人では、オリンピック2大会(ソチ、平昌)で
銀メダリスト
その中で、彼は、
こんなことを言っている。
・小学校4年で始めたジャンプ競技では
飛びぬけて「強い」選手ではなかった
・参加したジャンプの大会で
結果が残せなかった場合には
ダメだった理由を、自分なりに分析して
コーチに話したと言う。
その分析が、コーチがしたものと
同じものだったというから
彼の、自分を客観視する力は
かなりのものだろう。
・その後も、ジャンプの試合(全中)において
後輩が自分よりも上位の結果を残すのを見て
ジャンプ一本で行くのは
「無理」と判断しきっぱりと
ジャンプ一本から路線を変えた。
そして、まだ「大成」する可能性が高い
ノルデイックスキー複合の道を選んだ。
※その決断が、15年後、活きることになる
(わずか、15歳で
この決断ができたことには驚く)
つまり、渡部暁斗(わたべあきと)さんは
10代にして、自分が最も戦える戦場を見つけ
それ以外には、脇目を逸らさなかったのだ。
その後も、ヨーロッパ勢と比べて
体力的に劣っている自分をしっかりと認識し、
テクニカルの習得に時間をかけるようになる。
追伸
つまり、
「戦える分野」を見つけ、それに集中する。
そして、10年間、続けることができれば
「結果」が出るということだ。
「10年」「10,000時間」は、
人が上達するメドになる時間。
と、いうことは、
やる前に、「10年」「10,000時間」
地道に続けられるか?どうかを
きっちりと見極めることが重要になる。
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