「鈴木さん、幽霊って
足がないのでしょう?」
「鈴木も、そう思っていたが
それは、どうやら違うようだ」
と、言うのが今日のブログの内容。
あらかじめ言っておくが、、、
鈴木は、幽霊を
実際に見たことがない。
だから、幽霊に足があるかどうかは
実際に見た人に聞かなければ
本当のところはわからない。
先日、こんな記事を読んだ。
読売新聞日曜版
8/15(日)1面
<幽霊には足がない>
そんな”常識”を作ったのは
江戸時代の絵師、
円山応挙(まるやまおうきょ)が
掛け軸に描いた「幽霊図」。
今日のタイトルは、その「幽霊図」。
確かに、足がない。
「幽霊図」は、江戸時代
安永年間(1772~81)に描かれた。
その頃、真夜中に100本のろうそくを灯し
怪談を1つ話すたびに消していく
「百物語」が流行したそうだ。
ろうそくに照らし出される「幽霊図」が
怪談が1つ終わるたびに
ろうそくが消され、薄暗くなっていく。
そして、最後の1本が消された時、、、
想像しただけで「ぞっと」してくる。
追伸
この「幽霊図」をコレクションしていたのが
『怪談牡丹灯籠』の創作者で
近代落語の祖とされる
三遊亭円朝(1839~1900)
『怪談牡丹灯籠』は、
幽霊となった娘が、夜毎
恋人に会いにくる際に
下駄を「カラン、コロン」と鳴らして
やってくるのです。
円山応挙は、足がないのを
「幽霊図」に描いた。
三遊亭円朝は、幽霊に足があることを
「カラン、コロン」と言った。
視覚的に表現した応挙と
聴覚的に表現した円朝と
どちらが怖いだろうか?
いずれにしても、、、
幽霊は、見ない方がいいし
聞かない方がいいのでは
と、個人的に思う。
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