![-井本整体横浜室-よしみ整体[鈴木好美]](/wp-content/themes/yoshimi-seitai/images/logo.png){kind=logo}
女性の患者さんを診ていて
いつも思うのは
女性の患者さんは、膝が痛く
なってくると
決まってこう言う。
「このごろ膝が痛いんです。
（長い間）
体重落とさなければならないと
思っているんです」
でも、聞いていると「決意」と
いうよりなにか自分に
言い聞かせているようで
体重を落とす＝ダイエットに
気がすすまないようだ。
（脳裏に、おいしいものを
食べれない自分の姿がみじめに
思い浮かぶためだろうか？）
そもそも
体重が重いから
膝が痛くなるというのは
本来おかしな話なのだが
世間では、
体重が増えた＝膝が痛くなった
という公式が、西から昇る
太陽は100％ないのと同じように
信じられているようだ。
前にも話したが
膝はねじれるような
仕組みになっていない。
本来なら腰でねじるはずの
からだをねじれないために
代わって膝でねじっているわけで
（これが”痛み”になるのだが）
腰が元気だったら
体重が重い・軽いは
膝が痛いとは関係がない
※体重が軽くても膝が
痛いという人は多い
このように膝の痛みと
体重の重い軽いはあんまり
関係がない。
要するに腰のバネが
あれば大丈夫ということ。
腰が疲れてくると
膝に出る前に
股関節に異常が先に
出ることが多い。
したがって、膝に違和感が
ちょっとある感じの人は
股関節をゆるめる体操がよい。
横寝の股関節体操
『人体美学』：94ページ
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