-井本整体横浜室-よしみ整体[鈴木好美]

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03.24 三輪裕範『四〇歳からの勉強法』:10,000時間と10年

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 鈴木は、「勉強法」について
書かれた本は
ついつい読んでしまう。
 
 
と、いうのも
 
「脳」は、100のうち3しか
働いていない、というのが定説だ。
 
 
これが、12とか23
働くようになったら
どんなことが起きるのか?
 
 
そんなことに、
とても興味があるから
 
脳の力を増すような勉強法に
興味がわので、つい読んでしまうのです。
 
今回も、そういう本。
 
 
※三輪氏は、伊藤忠商事・調査情報部長。
 
 
 
 
 
<経済学者、中谷巌氏は、どんな分野でも
 
「一流のプロになるためには
一万時間を投資しろ」と述べている。
 
一万時間は、大学院で博士号を
取得する時間に相当する>
 
 
→医学系を除けば
通常は4年で博士号を取得できる。
 
 
つまり、10,000時間を、
4年で割ると1年換算2,500時間
 
2,500時間を365日で割ると6.84時間
 
 
※土、日、祝日、祭日を除けば
 
1日8時間程度の時間を
 
1つの研究テーマについて
研究するという事ですね。
 
感覚的にやっぱり「長い」です。
 
 
 
つまり、逆説的な見方をすれば
 
初めから10,000時間
勉強する気がなかったら
 
「プロ」になると
決めてはいけない、ということ。
 
初めから手を付けては
いけないのです。
 
 
 
 
<19世紀に活躍した
英国の著名な評論家
アーノルド・ベネットは、
 
こまぎれ時間について、
トランクの空間に喩えて、
「四隅の時間」といっている>
 
 
→これには「異論」を持つ。
 
最低20分連続するぐらいの
「四隅の時間」でなければ
 
効果はないように思う。
 
 
なぜなら、集中力が
オンになったりオフになったりして
エネルギーを効率よく使えない。
 
疲れてしまう、と思う。
 
 
 
 
 
<不遇の時代こそ好機。
 
作家、松本清張も朝日新聞の
小倉支局で働いていた時代、
 
高等小学校卒という学歴のため、
記者になれなかった。
 
そうした不遇時代に
猛烈な勉強を続けたことが、
 
のちに作家として
大成する基礎を築いたことは有名>
 
 
→社会人になってから、学生同様に
勉強し続ける人は少ない。
 
勉強しなくては、と思っても
そもそも「時間」が取れなくなるものだ。
 
周りのみんなが勉強せずに
その間、自分だけが勉強すれば
 
その差は、年月を経るごとに
差が出るのは当然だ。
 
 
 
また、作家たるもの、
読書は必須の勉強である。
 
知識が無いのに、良質なアイデアは
出てこないのが現実だ。
 
 
 
 
 
<わずかな時間も無駄にせず、
コツコツと努力を続ければ、
積もり積もって大きな成果に結びつく。
 
毎日1時間でもいいから、
無駄に過ごしている時間を
何か有益な目的のために
向けてみるといい。
 
 
そうすれば、平凡な能力しかない人間でさえ
10年もしないうちに、
見違えるほど博識な
大人物に変わっていくはずだ。(スマイルズ、自助論)>
 
→ここでも出てきました、、、
 
「10,000時間」につぐ
重要なキーワードだ。
 
「10年」という数字には
目に見えないが、大きな意味を持つようだ。
 
 
反対に考えれば、「10年」続けるのが
いかに難しいか?とも言える。
 
 
 
 
<大学受験用の参考書を
大人になって読むと面白く読める。
 
学生時代に苦痛だったものが、
大人になり経験や知識が増え、
多少知的に高まったからだといえる。>
 
→鈴木も、山川出版社の
世界史の参考書をよく読む。
 
受験のためではないから
「気楽」に読めるのか、頭によく入る。
 
 
 
 
<ベタ記事のすすめ。
 
毎日、世界中から集まる
ニュースは膨大なものになる。
 
その中から紙面に載せるため
 
取捨選択されるほんのひと握りの記事は、
すべてトップにしてもおかしくない
ニュース価値を持っている。
 
 
ベタ記事は大ニュースの前触れだったり、
時代を象徴する意味合いが込められたりする。
 
ニュース価値と記事の大小は、
必ずしも比例しないのが国際面である。>
 
 
→こういう話しはよく聞く。
 
しかし、国際面のニュースは
日本と違ってバックグラウンドが
大きく異なる。
 
 
例えば、ヨーロッパなら
 
キリスト教、ローマ史、ギリシア哲学
世界史、シェイクスピアぐらいは
 
基礎教養として知っておかないと
 
そのニュースの価値すら判断できないと思う。
 
 
 
 
 
追伸
やっぱり「時間」を大事にすること
そして、コツコツやることが
大事だということだ。
 
 
何事もいっしょである。
 
 
 
 
 
 
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