4/21(水)20:33ごろ
東横線学芸大学駅付近にて
この日、井本整体の夜の講座に
参加していた鈴木は、、、
吊革に右手首を入れ
左手で単行本を持ちながら本を読んでいた。
『チャタレイ夫人の恋人』と言った
あっちの方を想像させる系ではなく
『52ヘルツのクジラたち』
題名を聞いて「ピン」と来る人は
小説が好きな人でしょうね。。。
2020年度本屋大賞1位に輝いた作品。
数日前に、本屋大賞1位が
決まったようです。
そもそも、本屋大賞は
読書の鬼と呼ばれる
全国の書店に勤める書店員が
「この小説こそ、、、
2020年度ナンバーワンの小説。
絶対に読んでもらいたい本です」
と、お墨付きを与えた小説。
近ごろでは、、、
芥川賞作品や
直木賞作品よりも
多くの「売り上げ」を誇るとも。
その証拠に、、、
横浜の有麟堂
鶴ヶ峰のツタヤでも
一大キャンペーンを張っていた。
さて、話しは戻る。
座席に座っている女性が
本の題名を見て、鈴木の顔を一瞬見た。
その顔には、、、
「えっ、この本を、オヤジが読むの、、、
合っていないじゃん」
と、顔に書いてあった。
鈴木のことを値踏みしたので
こちらも負けずに値踏み返すことにする。
鈴木も、その女性を一瞬見た。
35歳から45歳ぐらい。
本を見たから、そっちの方にも
造詣が深い。文化的教養がある。
学歴も高いはず。
服装も地味目。
硬い仕事。
でも、下半身が落ちつかないから
横浜まで行かずに、じき降りるだろう。
追伸
予想どおり、、、
自由が丘駅では降りず
多摩川駅で降りた。
その後、、、
その方が座った後に座る。
座席は、冷たかった。
呼吸器が弱い、と言うことがわかった。
※呼吸器が強い人が座った後は
座席が暖かいのです。
お尻の温度は、呼吸器の強さと
大きく関係する。
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