師走に入ると書店に
『このミステリーがすごい201●度版』が並ぶ。
※以下、『このミス』と記す。
鈴木は、この雑誌が好きで
1988年からの分を持ってる。
この雑誌は、日本国内で
発売されるミステリ―小説全冊を
年度末に、
【国内部門】
【海外部門】
として、選者によって人気
上位20冊が選ばれる。
そのランキングを記した雑誌。
だから、この雑誌に載っている
ミステリー小説を読めば
その年の傾向や特色などがわかる。
時代背景も理解できる。
また、その年の傑作が
上位20冊に選ばれているので
「おもしろくない駄作」に
出会って無駄なお金と時間を
使わなくていいから、
とても重宝している。
時間はお金と違って
取り戻すことはできないから、、、
自分にとって役にたたないことに
時間を失うことは
人生を失っていることと
いっしょなので。。。
鈴木は、この雑誌の
1988年から2017年まで
合計30年分のランキング表を
持っているので、、、
つまり、
【国内部門】20冊×30年=600冊
【海外部門】20冊×30年=600冊
合計1,200冊のデータがある。
※毎年40冊ずつデータが増えていく
※※気に入った作家が見つかると
全部の作品を読みたくなるので
基本的にデータの蓄積は∞になる。
昨年のある日、
(せっかくだから、
ここで選ばれている
1,200冊を全部読もう)
(死ぬまで本選びに
苦労はしないだろう)
と、思い、読み始めた。
以前、読んだものもあるが
今のところ、305冊読んでいる。
特に、
【国内部門】では以下の作家
宮部みゆき、東野圭吾、黒川博行、佐々木譲
柳広司、道尾秀介、大沢在昌
横山秀夫、原寮、連城三紀彦、北村薫、逢阪剛
【海外部門】では以下の作家
ヘニング・マンケル、トマス・H・クック
ジェフリー・ディーヴァー
スティーブン・ハンター、インドリダソン
マイクル・コナリー、T・R・スミス
は、全部読んでいる。
が、海外部門はまだまだ
手つかずの状態である。
これらを実際に
読んでみて思ったことは
・海外部門のミステリーは
その国の歴史、習慣、宗教、などが
わからないとホントのところの意味がわからない
特に、ヨーロッパ系は
ローマ帝国、キリスト教、ギリシア神話が
理解できないと、真の理解に
達するまではほど遠いことに気づく。
・20年間、それなりのレベルのものを
コンスタントに書き続けてきた作家は少ない。
「継続」することの難しさを知る。
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