「あくび」について、、、
鈴木には忘れられない思い出がある。
それは、今から43年前のこと。
その当時、鈴木は、、、
横浜市保土ヶ谷区の
高台にあるI中学1年生で、
初めて保健体育の授業を受けていた。
その先生は、S先生。(男性)
角刈りで、目は一重で
ギョッロとしていた。
まぁ~怖そうな大人だ。
歳の頃は、40代か50代か?
ホントのところは、中学1年生にはわからない。
でも、このS先生が初めての授業で
こう言ったことは、よく覚えている。
「みんなも中学1年生になったのだから
これだけは言っておく。
目上の人が、目の前にいる時には
あくびをしたくても我慢するように。
あくびは、失礼に当たるから。
でも、どうしても、あくびがしたくなったら
右手で口を覆ってからしなさい。
こういうようにね」
それから、43年が経ったが
鈴木が「あくび」をする時には
今でも、右手で口を覆う。
追伸
でも、「あくび」は、
そんなに悪いものでないと思うが、、、
それと言うのも、、、
井本先生は「あくび」について
次のようにおっしゃっている。
少々長いが引用する。
「冠婚葬祭や仕事中
学校での授業中に
あくびをして怒られた
経験のある人は
少なくないでしょう。
「気を抜いている」
「幸せが逃げてしまう」など
”あくび=悪いこと”
と、思われてしまいますが
それは間違いです。
”あくび”は普通の呼吸と違い
大きく口を大きく開けて
できるだけ酸素を取り込もうとする正常な反応
脳が疲れて「休みたい。でももっと頑張らないと
いけない!」という状況になった時に
意志とは関係なく出るものです。
それは脳が十分に機能するために
率先して酸素補給へと乗り出しているから。
”あくび”をしていても、頭ごなしに
「たるんでいる!」と否定できないのです」
参照:『呼吸力学』6ページ
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