その後は、
天からの恵みか
野球の才能はぐんぐん伸びて
今、我々が知っているような
偉大な選手になってゆくのである
ルース少年は、マシアス先生に
出会うことですべてが変わっていった。
ルース少年は
マシアス先生が好きだった。
だから、まねをした。
マシアス先生は、歩く時に
内股にして足を引きずる癖があった。
後のベーブ・ルースも
先生と同じ癖があったという。
心温まる話である
他には
・仕立ての技術も習っている
(この学校では、将来のために
入学した子供にさまざまな
職業訓練をしていた)
ルース少年は、仕立ての訓練を受けていた
野球で身を立てられなかったら
仕立て屋になったかも。
生まれた地であるボルティモアで、
仕立て屋の店を開いていたかもしれない
ルース少年を想像するのは愉快だ。
後年、プロに入ったのちも
「俺に1時間くれれば、
シャツを4枚縫い上げて見せる」
と、言っていたらしい。
ユニフォームの修繕も
自分でやっていたそうである
ルースはプロに入ってからも
マシアス先生をずっ~と尊敬していた。
ルースがプロ後も、ちょくちょく
問題を起こすたびに、
チームメイトが電報を
打ってマシアス先生に来てもらっていた。
そして、怒ってもらうのだが
ルースはまったくこりず
マシアス先生に会えることを
かえって楽しみにしていたという。
ルースはマシアス先生の恩を
生涯忘れなかった。
・母校に多額の寄付をした
・マシアス先生に新車をプレゼントした
(このマシアス先生、運転が下手で
よく車を壊していたが、
そのたびにルースは
快く新しい車を贈っていたという)
そのマシアス先生が亡くなった時
ルースは
「自分の人生で最も
悲しかった出来事が2つある。
母親の死と、
マシアス先生を失ったことだ」
と、語っていたという。
⇒どういうわけだか
こういう時に”父親”と
言う人はいない。
男としては、なんとも
さびしい限りである。(涙)
ルースは、運命か?
メンターに出会えた。
人との出会いが今後の将来を
決めるなら
現在の勉強より自分が心底、
尊敬できるメンターを
探したほうが良いかもしれない。
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