2/2(日)15:58
メトロ北参道駅の近く
タクシーが1台、
道いっぱいに停まっていた。
停車ハザードランプを点滅していた。
その道路は、明治通りに
出る脇道で道幅は狭いのです。
鈴木も、、、
(こんな所に車を停めるかな?)
と、瞬間思った。
そのタクシーの脇を
通りすぎる時に
中をちらっと見ると
後部ドアは開いたまま。
つまり、誰か、
人を待っているのですね。
タクシーの中には
スマホをいじっている30代の男性と、
無邪気に動いている
5歳ぐらいの男の子。
そして、両肩に力が入った
40代の(タクシーの)ドライバーを見た。
そのタクシーの後ろに
50代後半か60代近くの
おじさんが運転するバイクがいる。
バイクの後部のかごには
タグが貼られた段ボールが
積まれている。
タグにはバーコードが
付いていたので
どこかに商品を搬入しようと
しているように鈴木には見えた。
それから、、、
13秒後
1回目の「ホーン」が鳴らされた。
タクシーは、動かない。
その5秒後
2回目の「ホーン」が
プーッ、プーッと鳴らされた。
興味を持った鈴木。
その様子を見ている。
それでも、タクシーは微動だにしない。
その3秒後
3回目の「ホーン」が
プーッ、プーッ、プーッ、プーッと
4回鳴らされた。
それでも、動かないタクシー。
業を煮やしたおじさん
バイクを停めて、タクシーの運転手に
文句を言いに行った。
そこへ、タクシーが
停まってる横のビルから
長い髪をひらひらっと
なびかせた30代女性が現れ
何事もなかったように車内に乗り込んだ。
この女性、何が起きているか
わからなかったのであろう。
このおじさんに一瞥をくれた。
おじさん、すごすごと引き下がった。
※きっと、この女性。
美人だったのだろうと思った。
男は、美人に弱い。(苦笑)
特に、美人が怒った顔には
(なんか悪いことをしたかな、、、)(涙)
だって、美人の怒った顔は般若そのものだものね。
追伸
このシーン、小説家が見たら
一編のドラマになること間違いない。
鈴木でも、こんな想像を
思いつくのだから。
※鈴木が見たのは
停車しているタクシーの中まで。
後は、50メートル離れた所で
見ていたのです。
このおじさん、
商品を搬入する時間が
迫っていたのだろう。
でも、鈴木なら
すぐに道を変えていたことは
疑いのないところ。
つまり、おじさん。
商品を搬入するまでの
時間が無くて焦っていたのでしょう。
そのため、そのいらだちが
タクシーに「ホーン」を鳴らすことに
繋がったのだが、、、
きれいな女性に一瞥されて
その気力が失せたのかも。
あくまで、鈴木の想像。
ところで、、、
このタクシーの運転手。
その後、体の調子が悪くなるのでは
と、老婆心ながら心配している。
自分のためではない我慢をした時
その負のエネルギーは
自分に降りかかることが多いから。
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