これをタイトルに持ってきた
スポーツライターは
何もわかっていない。
朝日新聞:3月17日朝刊
体中に力が入れば
パワーが全開になって
その結果、いいパフォーマンスが
生まれると思っている。
パワー = 結果
男にありがちな発想。
力を入れれば、「やった気」になる。
でも、実際は、
体の力を抜けば抜くほど
インパクトの瞬間に力が入るのだ。
その結果、
凝縮された全エネルギーは
ボールに伝わる。
そのエネルギーが
飛距離につながる。
インパクトの瞬間の後
(バットとボールが出会う時)
ミゲル・カブレラ選手が、
右手をバットから離すのは
そのマックスのエネルギーを
ボールに乗せるためなのです。
しかし、日本の野球の指導者は
インパクト後、右手を離すのを
認めたがらない。
理由は、と聞くと
「カッコ悪い」
「生意気だ」
と、いった生理的な嫌悪感から
感情的に言っているだけにすぎない。
右手を離してはいけない理由を
理論的に話している人を
見かけたことがない。
しかし、デトロイトタイガースの
ミゲル・カブレラ選手の実績を
見てみるとわかるが
・WBCでベネズエラ代表
・20歳でメジャーに昇格
・45年ぶりに三冠王
力まないから
素晴らしいパフォーマンスを
発揮できるのです。
彼にとってはインパクトの後に
右手を離すのが力まないで楽なのですね。
追伸
結局、形は
人それぞれなのです。(苦笑)
自分が楽に、力を抜いてできる形が
一番自分に合っている。
つまり、力を抜く、ということが
最もパフォーマンスを高めるのですね。
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