今日のタイトルは、
2019/2/23(土)
朝日新聞朝刊
23面から抜粋しています。
鈴木は、整体が
うまくなるアイデアを
整体から大きく離れた分野から
もらってくるケースが多いのです。
そして、そのアイデアを
整体で活かせないかと
研究しているのです。
話しは戻ります。
このタイトル、実は
相撲界のレジェンドである
双葉山の著書
『新版 横綱の品格』からのもの。
双葉山と言えば、
横綱:白鵬が尊敬する力士です。
白鵬がいつも言う言葉に
「横綱は、受けて立つ」
この言葉は、双葉山の言う
「後の先」でしょうね。
仕切りの際に、
先に相手から挙動せしめ
そのカウンターで
相手を封じ込めると
いうことでしょう。
なぜ、そんなことができたのか?
ちょっと双葉山の状況を
調べてみました。
双葉山は、大分県の生まれ。
石炭を運ぶ回漕業の息子。
小舟で櫓を漕いで
「腰の力」が強くなった。
6歳の時、右目を失明。
これが、ポイントです。
つまり、「後の先」が先ではなく
右目が見えないもんだから
相手力士より遅れて
立たざるをえなかったのでしょう。
と、いうことは、、、
右目が見えない分
相手が立ち上がった状況を、
目で見ることはできない。
それを補うのは、、、
「勘」というか
「気」で察しないと
いけなかったことになります。
要するに、、、
双葉山は、右目が見えなかったから
それ以外のところで補ったのです。
追伸
「気」の話しになると
初めから嫌悪感を持たれる方も
いらっしゃるかと思います。
でも、この双葉山関のように
「気」の考え方を持ってこないと
話しが進まないケースも
あると思います。
整体でも、患者さんが
手を置いて欲しいところに
手を置けば、それだけで
「信頼関係」が増します。
「鈴木さん、そんなことが
わかるのですか?」
「100%では無いけれど
やって欲しい箇所はわかります。
ちょっと話しは変わります。
昔、鎌倉時代の頃だと思うのですが
戦(=いくさ)をしている時に
負ける方には「白い気」みたいのが
頭上に現れるというのです。
※これが「白ける」の語源と
言う説もあります。
話しを戻します。
患者さんとの関わりあいでも
やって欲しくない箇所を
「ゴリゴリ」やっていると
「白い気」みたいなものを
感じる時があります。
それを感じた時には
すぐに施術する箇所を変更します。
「鈴木さん、
それは信じがたいなぁ~」と
思われるかもしれませんが、、、
「そういうこと」もあるのだと
頭の片隅にでも置いていただけると
見えてくる世界も
真新しく感じてくるでしょう。
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