先日も、患者さんから
うれしい報告を受けた。
大変喜ばしい。
外の天気は芳しくないのだが
鈴木の心の中は、波一つない
カリブ海をクルーズしている
超豪華客船のダイニングルームで
地平線に沈みゆく
真っ赤な太陽を眺めながら
ドライマティーニを
すすっている心持のようです。
それだけ、晴れ晴れしい、ということ。
前置きはそれぐらにして、
どんな報告かというと
「歯ぎしり」で悩んでいた女性に
熱刺激法を勧めたのだ。
「蒸しタオルを鎖骨を覆うように
当ててください」と。
そうしたら、
「先生、あれは効きますね」
「・・・・・・」
「タオル、、、蒸しタオルですよ」
「あぁ~、蒸しタオルですね。。。」
「1回やっただけなのに
一発で歯ぎしりが治った、って言ってました」
※患者さんのご家族の方が
歯ぎしりでお悩みになっていたのです
「そうですか
(1回で治った。ん~ん、すごい?)」
蒸しタオルを勧めた本人(鈴木)も驚くほど
熱刺激法の効き目はすさまじいものだ。
※熱刺激法というのは井本先生が
長年の臨床経験より開発したものです。
ただ、熱したタオルを当てるだけでしょ、と
簡単に考えている人もいるかと思う。
でもね、非常に効果が高いものなんです。
まずは、虚心坦懐、やってみることを
おススメします。
それでも、「何で効くの?」とか
メカニズムを知りたい勉強好きな人は
この本を購入して、本を読んでいただきたい。
一家に1冊あれば何かと
重宝する事、請け合いです♪
リンク貼っておきますね。
↓
『たった5分で体が変わる すごい熱刺激』サンマーク出版
「ただ、この場合、歯ぎしりだから
蒸しタオルを鎖骨を覆うように
当ててもらったのです。」
「なぜ、鎖骨なの?」
「それはね、歯ぎしりする理由を
考えるとわかるんです。
歯と言うのは、上あごは頭蓋骨に
くっ付いていて、実際に動いているのは
下あごだけなのです。
下あごがうまいぐあいに上あごと
こすれあっていないから
歯ぎしりになるのです。
それで、下あごを動かしている
筋肉は、「何か?」というと
胸鎖乳突筋だから、、、。
この筋肉の左右差が出たために
うまくこあすりあえない。
だから、
鎖骨を温めるのです。」
「ん~ん、わかったような、わ
からないような」
「理屈はわからなくていいです。
よくなればね。。。」
「はいっ、わかりました」
追伸
それにしても1回でいい変化を
引き出せたのは
蒸しタオルの効果もさることながら
鈴木を信じて、蒸しタオルを信じて
くれたことに尽きるのです。
これを、プラシーボ効果と
言いますが、、、
お互いの信頼関係が強固にあって
初めて起こりうることなのです。
操法は、「信頼」がすべてです。
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