ある日のこと。
朝から、透明な鼻水が
ツツ~と断続的に左の鼻から落ちる。
(これから患者さんが、お見えになるのに
これは困ったなぁ~)と、思っていた。
案の定、、、
座位の形で鎖骨を観察している時に
鼻水がツツ~と落ちた。
コロナ禍のために、ここ1年9カ月ほど
常時マスクをしていたので
患者さんの衣服に
落とすことがなかった。
(マスクも案外、いいもんだな)
でも、耐えきれず鼻を2度かんだ。
すると、「先生、風邪ですか?」と聞かれる。
そうじゃありません、と答えるのも
ワザとらしいので「はぁ」と答える。(涙)
その後、、、
患者さんの左腰が
外へ流れているので腰に活を入れた。
※腰に活を入れるためには
相撲でいう「四股」のように
こちらが腰を入れる必要があるのです。
また、この際に最も重要なことは
「速度」なのです。
相手の呼吸よりも速くが原則なのです。
すると、、、
不思議なことに、ピタッと鼻水が止まった。
追伸
これが井本整体が誇る技術の一種。
「患者さんの体を調整しながら
自分の不具合を直す」と言うことなのです。
それにしても、、、
いいタイミングで、
そのような患者さんが出現するのです。
整体とは、時空を越えたものを
結びつける力が内在するのです。
関連記事
- 2018.08.22
捻挫(ねんざ)の話し - 2019.02.24
男性か女性か?識別不能 - 2018.06.20
むずむず症候群の真の理由?(上) - 2016.10.17
がに股体操があなたの頻尿を救う - 2018.02.02
風邪罹患の予兆 - 2017.06.12
その症状「熱中症」かもしれませんよ?