1年以上定期的に
通ってくだされている患者さん。
女性、40代としておく。
その方からメールが入った。
「右の肋骨が痛いので
予約を速めて欲しい」
と、言うことなので、、、
4/22(月)にお体を拝見した。
座ってもらって、、、
手を大きく使って
腰から上を下から持ち上げてみると
右の肋骨が下がっているのがわかる。
とりあえず、右の肋骨を
人体力学体操で挙げる。
※挙げる時は、鈴木が行うより
患者さんに自力で挙げさせる方が
効果が何倍も大きいのは
過去の臨床からも
実証済みである。
挙げながら、聞いてみる。
「寝ている時に痛いですか?」
「一昨日は痛くて起きた」
「咳やくしゃみをすると
その痛いところに響きますか?」
「響きます」
「もしかしたら、その肋骨に
ひびが入っているかもしれません」
「病院に行ってレントゲンを
撮ってみるべきですか?」
「レントゲンを撮って
ひびが発見されても
肋骨のひびに対しては、
ドクターがやることはないですよ」
「・・・・・・」
「とりあえず痛い箇所に
蒸しタオルを当ててください」
「それで大丈夫ですか?」
「鈴木も、昔、左の肋骨を
ひびさせたことがありますから」
「先生もそうなったことが
あったんですか?」
「ありました。
ハイキングの時に足を滑らせて
左の肋骨を大きい木にぶつけました。
ぶつけた瞬間、
息ができなかった。
やったな、と、、、(涙)
それから3週間は、「痛かった」
・咳をするたびに痛い
・姿勢を変えるたびに痛い
・寝がえりをするたびに痛い
「なに」をやっても痛い。(涙)
でも、患者さんを操法する時は
なぜか痛くない。
不思議だな、と思った。
追伸
それから20日ほど過ぎて
その患者さんがお見えになった。
「あれから痛いですか?」
「痛かったけど、2、3日前から
痛くなくなった」と、言う。
ちなみに、前回の操法の後で
心配になって整形外科に行って
レントゲンを撮ったけど、、、
何も異常が見当たらなかったらしい。
要点としては、
内臓、骨に異常があった時は
必ずと言っていいほど
「寝ている最中に痛くて起きる」のです。
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