背中を拝見すると、、、
左の背中が板を張ったように硬い。
筋肉が強ばると、
その下を通っている
血管、リンパ、神経が影響を受ける。
つまり、「流れ」が悪くなる。
その結果、左側にある臓器にも
いろいろな閊え(=つかえ)が出てくるのです。
・左の肺
・心臓
・脾臓
・胃袋
などですね。
この方の場合は、、、
胃袋に出ているようで
ドクターから
「胃潰瘍の痕があります。
また、ピロリ菌もある」
と、言われたそうです。
今は、ピロリ菌駆除の薬剤も
大した副作用も無いそうだ、と聞いて
この薬剤の服用を決断したとのこと。
「鈴木さん、整体って、、、
薬剤の服用を認めないって
聞きましたけど、、、」
「それは、大きな誤解ですよ。
整体と西洋医学は
相反するものではありません。
ただ、役割分担が違うだけです。
例を出しましょう。
指を深く切ったら、
まずは、消毒して、
縫合することが重要です。
その後、その経過を速めるために
整体の技があるのです」
※化膿活点ですね!
追伸
その後、この方のお体を拝見して
調整場所を見つけます。
この方の場合は、
左肩が極端に内に巻いている
本当の理由は、、、
右の肩甲骨が
外に開いているからなのです。
右が開いた分、左が強ばったのです。
だから、整体では、、、
この方の場合、
体の左側にある異常も
おおもとの原因は
右から始まったと考えるのです。
こういうような考え方をするところは
少ないでしょうね。。。
でも、それが整体の真骨頂なのです。
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