今日のブログは、昨日の続き。
志村ヒフ科クリニック院長の
佐藤喜美子先生の、
『皮膚の役割と可能性』の
レポートを読んで書いています。
人間は、脳で考えて
行動を起こしていると思っているが、、、
実はそうでも無いらしい。
と、言うのも、先生によれば
<五感を有する皮膚は、眼や耳でも
感じられないものを感じ取るだけでなく
その情報を処理し
”私たちがどう感じるか”だけでなく
”私たちにどう感じさせるか”にも
影響を与えているのです>
つまり、皮膚は、、、
脳で考えるより先に
あらゆる事象を瞬時に捉え
総合判断しているとも言える。
例えば、しゃべることができない赤ちゃんは
手の皮膚を使ってママにさわることにより
「何か」を伝達しているとも言える。
整体では、手を使って
患者さんの体にふれる。
そして、体の中で起きている
異変を察知する。
今、これを変える時期だと判断すれば
硬結を探し、調整していく。
硬結とは、体の皮膚にある
穴ぼこ、切れ目の中にあり
その箇所を正確に捉えてもらうと
「あっ、そこそこ」と言った快い感覚がある。
硬結を捉えることができれば
患者さんは、満足し「次も来ようかな」と
心の底から思うのです。
だって、やって欲しい箇所なのだから。
すると、それで満足してしまい、
いつの間にか、、、
抱えていた異常感、症状、痛みを
忘れてしまうのです。
追伸
このように、、、
皮膚は、先生の言うように
体の全ての情報(過去、現在、未来)を
いち早く表すところなのです。
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