前回までに
井本整体の診方を
書いてきたから、、、
疑問に思ったことも
多いと思う。
「鈴木さん、そんな診方を
するところは他にないですよ?」
「そうだろう」と思う。
今回は、さらに、、、
突っ込んだところを
書いてみます。
7月ごろ、、、
井本先生に
鈴木自身が報告したのか
よく覚えていないが、、、
先生が、鈴木の湿疹が
出ている箇所を診ていただいた。
(湿疹の箇所)を、
さわりながら、、、
「鈴木君、硬いな。
こういうところに湿疹が
出るのです。
いいかぁ、、、
「引き合い」で
この湿疹の箇所を
右腕と左腕で引っ張ってごらん」
「こんな具合ですか?」
「そうじゃなくて、
いったん左首を緩めるために
首を左に傾けてから
湿疹の箇所を右あごで引っ張る。
そして、左手でそれを固定する。
線が出来てから
引っ張り合いをしなさい」
※詳しいやり方は
井本先生の新著
『引き合う動きが体を変える』を参照のこと。
Amazonのリンクを貼っておく。
正直言って、、、
この「引っ張り合う」感覚は、
鈴木には難しかった。
でも、よく考えてみると、、、
「湿疹」が出た箇所が
何らかの理由で硬くなった。
硬くなると、、、
その筋肉の下を通っている
血管、リンパ管、神経も
その硬い筋肉に圧迫されて
「流れ」が悪くなるのは
イメージとしてわかる。
当然、その箇所は
感じにくくなる。
だから、、、
人体力学体操を
言われたとおり、
実践しようとしても、、、
行う方からすれば
「実感」が無いものだから
人体力学体操をした
と、言う感触をつかめない。
「実感」が無いものだから
やり続けることはできない。
(さて、どうしたものか?)
いろいろと思考錯誤しながら
あることを思いつく。
左手で、湿疹の箇所を
さわっておいて、
意識を「そこ」に集めてから
首を何度か動かすうちに
引っ掛ける感じがわかってきた。
(この感覚か?)
この感覚を一度、
「実感」として感じ取れれば
それ以後はできるようになった。
その後、、、
すぐに熱刺激法である
「蒸しタオル」で
患部を温めてやると
めちゃくちゃ
気持ちがいい。
細胞が喜んでいる。
(そんな感じが
本当にしたんだよ。。。)
追伸
「引き合い」から「蒸しタオル」の
ゴールデンコンビネーションで
8月いっぱいを過ごした。
すると、
9月に入ったら
患部の「湿疹」は
かなり改善した。
しかし、今度は、、、
背中の上の方が
掻き毟る(=かきむしる)ぐらい
かゆくなってきた。
でも、かゆみが、、、
首から背中に移った段階で
鈴木は、
左首の湿疹は、
この背中の強ばりが
原因だったのだと確信する。
そして、安心もした。
なぜか?
首は、体にとって
「急所」なのです。
蝉が死ぬ時は
必ず首側に
体を巻き込んで死ぬ。
人も、いっしょなのです。
つまり、体の前面に
症状が出ている時は重篤なのです。
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