60代後半の男性。
長い間、通って下さっている。
5年以上長い間、定期的に
通って下さる患者さんは
鈴木に対して「信頼感」があるためか
体に多少の異常があっても
面と向かって言わない方が多い。
「鈴木さんなら、
言わなくてもわかるだろう」
と、信頼されていることは
本当にうれしいのだが、、、
その反面、毎回の操法のたびに
試験をされているようで
精神的にキツイものもある。
でも、鈴木がやれることは
いつものようにお体を見て
その日、違和感を感じた箇所を
調整していくことだけなのです。
この日、一番気になったのは、、、
左のアキレス腱の強ばり
この箇所は、心理的なもの
腰椎5番、仙骨と関係が深い。
そこをベースとして、
関連する箇所を丹念に探していく。
「お腹」を見ると、
右の季肋骨の腫れが気になる。
その後、
・右の肩甲骨周り
・左の腸骨
・左の後頭部
を、調整して終了する。
すると、、、
右の親指を回して確認し始めた。
どうやら、今日は、
右の親指に異常を持っていたようだ。
追伸
開業まもない頃は、、、
患者さんに言われるまま
操法していたが、
ある時から、それではダメだと気づいた。
異常、症状、違和感にとらわれず
お体をみて、不具合な箇所だけ
操法すればよいのだと。
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