仮に、
あなたが渋谷駅で
道に迷ったとする。
「・・・すいません。
ちょっとよろしいでしょうか?」
何人かが目の前を通り過ぎる。
声をかけやすそうな人を
吟味して、再び声をかける
「・・・すいません。
ちょっとよろしいでしょうか?」
2、3人してふちなしメガネをかけた
小太りの40歳前後と
思われるサラリーマン風の人が、、、
「はい。何でしょうか?」
「青山学院大学の正門に
行きたいのですが?」
「青山学院ですね。
この前の246をずーっと歩いて行って、
坂を登りきったところにあります。
7、8分ぐらいだと思います。
真向かいに国連大学の
一風変わったビルがあるから
わかると思います。」
と、答えるんではないかと思う。
●道路名を例えに使う
●ビルとか建物を目印に使う
上の例で言えば、
246とか、国連大学とかですね。
しかし、
タクシーの運転手さんは
そうやって道を覚えている
んではないというんです。
なんだと思いますか?
実は、信号機の上にある地名を
書いた標識で覚えるんだそうです。
「青山学院大学正門前」
「渋谷駅西口」
「道玄坂上」
とかです。
なぜだと思いますか?
理由がまたシャレています。
建物は長くても30年ぐらいで壊される。
すると景観がすっかり変わって
しまってあてにならない。
だが、信号機の標識は、
街全体が壊されない限り、、、
たとえは悪いけれど地震でも
起きない限りありえないでしょう。
だから、信号機の標識を使う。
おもしろいでしょう。
立場が変わると見方が
すっかり変わるということですね。
こういうことって
ありますよね~~~
整体もそう、
(整体はかなり専門的な仕事。)
自分の業界でしか通じないことを
患者さんに説明したところで、、、
患者さんは、からだのことについて
物知りになりたいわけじゃなくて
体の異常感、症状を
とってもらいたくて
来ているわけで、、、
ぶっちゃけ”症状がでた理由より
”もはやく楽になればいいんだから。
・・・
自分の常識を患者さんに
押し付けてはいけないね。。。
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