昨日の雪かきで、
「やれやれ筋肉痛だよ」と、
いう方は多いと思う。
「イヤ、ちっとも」
「そうだね。今日はひどいよ。ア、タ、タ」
あなたは、どうだろうか?
その結果で、あなたのからだが
敏感なのか?鈍いのか?がわかる。
「整体」は、本来、外部の刺激に対して
感受性が高いからだのことを指す。
どういうことかというと、
悪いものを食べた時のことを
例に出すと、
感受性の高いからだから
感受性の低いからだが
起こす反応を書いてみると
一番いいのは
1,食べてみて
(あれっ、おかしいと感じ食べない)
2,胃袋まで入ってから、
後ほど嘔吐する
3,腸まで入ってしまい、
後ほど下痢する
4,しばらくたって
皮膚から発疹として排泄する
5,何もなし
という順序になる。
これを、昨日の雪かきに戻すと
今日、筋肉痛が出ている人は
とてもいいからだということになる。
さて、患者さんを診ていると
いろいろな感受性の持ち主がいる。
ちょっとやるとすぐにからだが変化する人
何をしても全然感じない人
赤ちゃんやこどもは、すぐにからだが変化する。
老人も鈍いと思われがちだが、そうでもない。
診ている中で一番からだが鈍いのは
・マッサージが好きな人
・薬・サプリメントが好きでよく飲んでる人
・よく食べている人
・よくお酒を飲んでいる人
・夜更かしをして、朝起きない人
こういう人が来ると正直「疲れる」。
からだが鈍いので、カゼも引かず
くしゃみもせず、鼻を垂らすこともない
下痢もしないし、じんましんも出さない
当然、熱を出すことも20年ぐらいない。
だから、からだがゆるむことがない。
(からだに起こる症状は、す
べて強ばったからだを
ゆるめる働きであるから)
強ばったまま。
・・・・・・
そういう時は、決まって
「風邪をひいて熱が出るといいですね」
と、言う。
しかし、こういう人ほど予防が好きで
「予防接種」をするので、困ってしまう。
でも、「●●するな」とも言えないので・・・
からだがゆるんでくると、「反応」がでて
次に「排泄」が始まります。
そして、やっとからだの中の毒を
自らの力で捨て始めるのです。
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