鈴木は、疲れてくると
肩甲骨左側の内側に
圧痛を感じる。
その瞬間、
(あぁ~右手の使い方が
下手だったのだな)と思う。
読んでいる人は、
「痛いのが左なのに
なぜ、右が悪いと言うのか?」
と、きっと思うことでしょうね。
その謎は、以下
書いていくことにする。
これから後は、、、
ちょっと専門的になるが、
聞いてほしい。
その箇所は、心臓と関係が深い
胸椎4番から肩甲骨へと
線を結んだ箇所。
※胸椎4番からは、
心臓を司る神経が出ている
通常、この場所だけが
おかしくなることは少ない。
たいてい、右腕、右手の
使い過ぎからくることが多い。
使い過ぎると
右の肩甲骨が外へ開く。
その結果、、、
胸椎4番から肩甲骨へと
線を結んだ箇所が
引きずられて硬直を起こす。
「鈴木さん、言っていることが
わからないですよ?
なぜ、右の肩甲骨が外へ開くと
左側の肩甲骨の内側が
硬直するのですか?」
「そうです。
なら、実際に体験してみましょう。
立った状態で、
右の手のひらを上にして
腕を前に突き出します。
そこから肘から先を
胸に近づけるように内側に曲げます。
そして、外へ開きます。
そこから肩甲骨を頭上へと
持ち上げていくと
左側の肩甲骨の内側が
緩んでくるのがわかると思います」
「確かに、そうですね」
「つまり、、、
左側の肩甲骨の内側の硬直は
右の肩甲骨が開いて下がったことが
おおもとの原因なのです」
だから、井本整体では
患者さんがおっしゃる
痛い箇所を調整せずに
おおもとの原因である
右の肩甲骨の狂いを
調整することになるのです。
追伸
とは、言っても、、、
確認の意味で患者さんが
おっしゃる「痛い」箇所は
確認の意味でさわります。
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