と、おっしゃいますのは、、、
石原結實(いしはら・ゆうみ)医学博士。
先生によれば、
人間の身体は空腹のときこそ
健康を保つことができます。
人類はアフリカ大陸で
誕生した約700万年前から、
ほとんどの期間を飢餓状態で
過ごしてきました、といっても過言ではありません。
つまり、人類にとって
お腹が空いている時の方が
長かった、ってことです。
鈴木が、子どもの頃、
1970年代はたまに栄養失調によって
夜、目が見えにくくなっている人が
身近にいたのです。
でも、そんなことも
次第に聞かなくなりました。
自分だけが知っていること
なのかもしれないと思って
10歳以上も上の人に聞いたら
「あぁ~、そういう人もいたね」と。
その後、10歳以上も下の人に聞いたら
そんな話し初めて聞きました。と。
どうやら昭和から平成に至る間に
日本の食生活は根本的に変わったようですね。
話しを戻して、、、
石原先生、
「腹八分に病なし、腹十二分に医者足らず」と
いう格言があるように、
食べすぎはガン、心筋梗塞や脳梗塞、糖尿病など
あらゆる病気の原因になり得ます。
その理由は、血液を汚すから。
食べすぎると、食後30分以内に
血液中の糖や中性脂肪が増加します。
さらに、胃腸で消化しきれなかった
中間代謝物や不消化物が血液中に蓄積されていくのです。
また、食べすぎは免疫力の低下も招きます。
免疫力とは、簡単に言えば、
体内に侵入してきたウイルスや細菌を
撃退する白血球の働きのことです。
お腹一杯食べると、血液中の栄養状態もよくなり、
それを食べた白血球も満腹になるため、
外から侵入してきたウイルスや細菌を
十分に食べられなくなるのです。
人間も動物も、病気になると食欲が落ちるのは、
白血球の力を強めて病気を治そうとする自然な反応なのです。
要するに、食べすぎると
体によくないよってことですね。
追伸
食べすぎの患者さんに話す時も
猫や犬を飼っていない人でも
「にゃん子や、わん子は、
具合が悪くなると
水も飲まないし、食べませんよね」と、
話すと、皆が「そうですね」とおっしゃるから、、、
皆、心の底ではわかっているのでしょうね。。。
食べすぎがよくないってことが。
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