-井本整体横浜室-よしみ整体[鈴木好美]

神奈川県横浜市保土ヶ谷区西谷町766-4ルミエール1階

04.10 「あ、い、う、え、お」に宿る言霊

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今日は、佐佐木幸綱さんの
『万葉集:100分で名著』を
読んでブログを書いています。


30年続いた『平成』が終わり
新元号『令和』に決まった。


典拠は、『万葉集』の巻五、
梅花の歌三十二首の序文
(「梅花の歌三十二首并せて序」)である。


ちなみに、原文は、、、

于時、初春令月、氣淑風和、
梅披鏡前之粉、蘭薫珮後之香。


読み下し文は、

時に、初春の令月にして、
気よく風やはらぎ、

梅は鏡前の粉をひらき、
蘭ははいごの香を薫らす


さて、本文、、、


<なぜ古代人は歌を詠んだのか。

そこには、言葉に宿ると信じられていた
不思議な力があった。言霊である。

日本人の感性の原点ともいえる万葉集>


(なるほど。。。)


<言霊とは、
言葉に宿ると信じられた不思議な力。

縁起のいいことを
言うと縁起が良くなり、

悪いことをいうと、
悪いことがやってくる、という考え>


→ ちょっと話しがずれると思うが、、、

日本語の母音には深い意味がある。

母音、つまり「あいうえお」である。


これは、ブログを読んで
「へぇ~そうなのか」と頭で考えずに

鈴木の言うように声を出してもらって
体験するのがよい。


「あー」「いー」
「うー」「えー」「おー」と

声を出していくと、
不思議なことに気付くと思う。

体がかなり敏感でないと
わからないと思うが、、、


「あー」「いー」
「うー」「えー」「おー」

と、声を出すことで
特定の内臓のある箇所に響くのです。


「あー」→ 肺のところが振動する
「いー」→ 胃のところが振動する

「うー」→ 肝のところが振動する
「えー」→ 下腹のところが振動する

「おー」→ のどのところが振動する


つまり、声、言霊と言ってもよいが

ある音を吟唱することによって
その特定する内臓が「刺激」を受けるのだ。


昔から、人は気合いを入れる時は

「えいっ」と掛け声を上げる。


ここで、「あぁ~」「いぃ~」「うぅ~」「おぉ~」とか
声を掛けないでしょ。


必ず、「え」の母音を使うのです。


「え」には、体、心を鼓舞する
力(=パワー)があるのです。

 


追伸
万葉集と言えば柿本人麻呂。

大学生時代に読んだ本の中で
かなり印象が残った本が

梅原猛さんの
『水底の歌-柿本人麻呂論』でした。


この本の中心は、

当世、短歌の第一人者である
柿本人麻呂は、政争に巻き込まれ

島根県益田市(旧・石見国)である
益田市沖合にあったとされる、
鴨島で亡くなったのです。(流刑です)

それから、15年ほどして
その辺りをたまたま
旅行したことがあったのです。


もう、その頃は、
柿本人麻呂のことも
忘れておりました。


ところがですよ、、、


長時間のドライブに
疲れ果てたのか

今でもよくわからないのですが、、、

益田市に入って、日本海でも
眺めながら休もうかと思い、、、
海岸沿いを走っておりました。

ある箇所で、日本海を見ながら
休める箇所がありました。


そこで、車を停めて、、、

日本海へと足を進めたところ


『柿本人麻呂終焉の地』の
案内板が立っておりました。


潜在意識は、見聞きしたことを
すべて覚えていると言います。


こういう事ある

と、鈴木は思うけど、、、

 

あなたはどう思う?

 

 

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