![-井本整体横浜室-よしみ整体[鈴木好美]](/wp-content/themes/yoshimi-seitai/images/logo.png){kind=logo}
50代の女性の
お腹を診ていた。
右手のひらを大きく使い
患者さんのお腹を
みぞおちから、
下腹部にかけて
・上腹部
・中腹部上
・中腹部下
・下腹部
と、4秒ほどで診ていく。
そして、気になるところを
1箇所のエリアに絞る。
この方の場合、、、
上腹部エリアの左だった
※手を置いた瞬間に
感じ取っていく。
形状よりも、相手の生命が
発するサインが重要だ。
つまり、呼吸が捉まるかどうか？
人間を活かしている
ほとんどの働きは本能がやっている。
自らの意思でコントロールできない。
ただ、呼吸だけは
自らの意思で「止める」こともできる。
つまり、呼吸の出入りを知ることは
とても大事なことなのです。
そして、その箇所の観察が
正しいかどうか？
の裏付けを取っていく。
左上がおかしいので
右上、右下、左下を
重点的に探っていく。
予想どおり右下が
左上と対をなしている。
（この右のところに
活を入れる腰活で決める）と、決める。
しかし、この左上をさわっていても
変化しそうにないのが、わかる。
瞬間、胸の骨（＝胸骨）を
右手の手根で軽く押さえてみる。
すると、呼吸が止まる。
（ここか！）
場所さえわかれば、、、
あとは「ここ」に
力（＝意識）を集めるだけだ。
捉えたまま、中を動かすと
先ほどの左上のお腹の方へ
胸骨が流れているのがわかる。
それを、左下に流して
異常と思ったお腹へぶつけ
正常な位置に戻して
呼吸を入れる。
すると、お腹の左上は
緩んでいた。
そして、右上、右下、左下を
確認のためさわる。
右下だけが変動していない。
追伸
変動していない右下に
腰活を入れる。
そして、首の硬直を確認する。
首が操法前と比べると
緩んでいるので「よし」とする。
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