今日は、、、
東北大学加齢医学研究所教授である
川島隆太先生の書かれたものを
参考にして書いています。
結論から言うと、、、
勝手に勉強する子どもたちの頭の中では
「脳の神経細胞同士をつなぐ
神経線維である「弓状束(きゅうじょうそく)」が
よりよく発達しているのです」
「弓状束(きゅうじょうそく)」とは、、、
簡単に言うと、耳の上の側頭と
前頭とを結んだ弓状の神経回路。
それを、鍛えるのは『読書』だそうです。
「読書をすることによって
小学校中学年から「まとまり読み」が
できるようになります」
まとまり読みとは、、、
文字を一文字ずつ追うのではなく
文字を意味のあるまとまりとしてとらえ、
効率的かつ、スピーディに読み進めること。
「この段階に入った子どもは、
文章を読むことがまったくストレスになりません。
そのため、自分で本をどんどん読み、
さらに知識を積み上げていくという、
“理想的なループ”に入ります」
つまり、幼少の頃から
読書するのが当たり前の環境にいた子どもは
親が勉強しろと言わなくても
勝手に勉強する子どもになるそうです。
では、読書の習慣を作るためには
どうすればよいのか?
小学校中学年から
「まとまり読み」ができるまでの間に
読書の習慣を作ることでしょう。
追伸
要するに、小学校低学年までは
学習するよりも本を読む習慣をさせること。
その本は、親が選んで与えた本ではなく
子ども自身が好む本にすること。
子どもが、何度も読んで欲しいと思う
本がその子にとってはベストなのでしょう。
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