井本整体では、
どんな操法をするにしても
小手先で行わないで
「腰」で行うように、と
入門当初から指導される。
(ふ~ん、なるほど腰からか、、、)
言葉では、よくわかる。
でも、実際に、、、
ある箇所を操法した時に
どうやってやると
腰から力を送ったことになるのか?
と、言えば、、、
漠然として難しい。
そんな時、整体操法を
今までしたことが無い
子どもたちの、体の使い方が
非常に参考になるのです。
井本整体では、、、
「お正月」「GW」「お盆」と
3回、特別セミナーが行われる。
その時に、たまに
小学生が参加することがある。
※整体指導者のお子さんが多い
その子たちが、、、
ある課題に取り組む際に
彼らの体の使い方を
見ていると、とても勉強になる。
例えば、背中の場合を
取り上げてみよう。
子どもたちは、大人と違い
指や腕に力を入れることを知らない。
だから、指や腕に
力を入れることなく、、、
体ごと、すっ~と、
突っ込んでくる。
そして、力の入っていない指が
そのまま大人の背中の中に入る。
その間、受け手の大人は
来る気配が全く無いから
完全に無防備な状態。
それで、いきなり「ぐっと」
来るものだから、、、
完全に「虚」を突かれてしまう。
追伸
つまり、
整体操法を手で行っているか?
腰で行っているか?の見極めは
簡単に言うと、、、
「す~っ」と、やってきて
中を「ズドン」と取れているか
に、尽きるのです。
要するに、、、
相手の方を、全く緊張させることなく
相手の間合いの中に入ること。
言葉で言うと、こうなのです。
でも、実際に、行うことは難しい。(涙)
しかし、、、
この子どものように
体全体を使えば、
その難しい技もできるのです。
関連記事
- 2019.07.30
太ももの筋肉と寿命は正比例する - 2017.02.27
壇ノ浦の流れは予想以上に速かった - 2020.04.17
頭を2針縫った女性 - 2020.10.31
現在の音読書籍 - 2019.03.21
私のように勤勉だったら、誰だって私のようになれるでしょう - 2019.06.17
飛行機に乗ると忙しい(iphone-map は便利だ)