以前、来院されていた
60代女性のご主人さま。
「先生、孫を抱っこしてから
腰が痛くなったんで来ました」
「そうでしたか、それは難儀ですね。
年配の方が腰が痛くなる時は
たいていお孫さんが来たか
旅行に行っておいしいものを
食べた時になるケースが多いようです」
「そんなもんですか?」
「お孫さんを抱っこした時は
左腕で抱っこされましたね」
「はい、、、」
「左腕で抱っこすると
左の肩甲骨がお孫さんの重みで
外に開いて左の肋骨が下がるんです」
「、、、、、、」
「左腕でお孫さんを抱っこされた形を
取ってみてください」
「こうですか?」
「そうです。左肩が下がり、前に巻いて
その分、左の腰に負担が掛かるんです」
「そう言われてみれば、そうですね」
「それが、腰が痛くなった理由ですね」
追伸
このように、、、
整体を初めて受けられる方には
観察をしながら簡単な説明を
する時もあります。
そうすることによって
その後の操法の効果が上がるのです。
ただ、のべつまくなしに説明していては
ダメなことも多々あります。
その加減が難しいのですが。。。
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