こう言ったのは、、、
道場(みちば)六三郎さん(91歳)。
「鈴木さん、、、
道場(みちば)六三郎さんって誰ですか?」
「はい。今から説明しましょう。
道場六三郎さんは、日本の和食料理人。
山中尋常高等小学校を卒業した後、
17歳の時に知り合いの魚屋の手伝いに入り、
初めて包丁を握ったそう。
19歳で上京し、本格的に料理界に入る。
その後、和食料理人として
修業して腕を磨いてきた。
61歳から、、フジテレビ系列の
人気番組『料理の鉄人』に
初代「和の鉄人」としてレギュラー出演。
鈴木も、毎週、この番組を
ワクワクした思いで見ていた。(懐かしい)
和食料理人なのに、キャビアやフォアグラ
皮蛋(=ピータン)を使って創作料理をこしらえていた。
でも、道場さんが、、、
食材の仕込みよりも真っ先にやることは
「出汁(=だし)」を取ることだったのだ。
その時の道場さんの表情は
真剣そのものだったように思う。
あれから、30年経った今でも
道場さんは調理場に立つという。
30年って簡単に言うなかれ。
とてもとても長い時間だ。
追伸
高齢者の患者さんから
「先生、なんにもしてないのに
あちこち痛いのよね」
と、言われることがある。
「なんにもしていないから
あちこち痛いのかもしれんな」
このように、人は暇を作ると
ダメらしい。
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