「お恥ずかしいのですが、、、」と、言って
その後もじもじしている50代の男性。
言いにくそうなので
「どうされたのですか?」と、お聞きする。
3秒してから、、、
「実は、左の小指の股に
水虫ができまして、、、
薬を塗ったのですが
今ひとつよくならないのです」
「痒いのは辛いですよね」
「そうなんです。
水虫って、整体の守備範囲ですか?」
(なかなかおもしろい言い方をするな)と思う。
「では、早速、見てみましょう」
仰向けになってもらい、
両足を観察する。
必ず、両足を観察することが大事。
症状がが出ている時は、
何かしらのサインが出ているから。
また、比較することで、
原因の究明が素早くできる。
すると、、、
水虫ができている左足の
外くるぶしの下がりが顕著だ。
(外くるびしが何らかの原因で下がった。
その結果、小指と薬指の間の
血行が悪くなったので
水虫の菌が繁殖したのだろう)
とりあえず、左足の外くるぶしを
上に挙上してすき間を開ける。
「何か、足がスースーする」
と、おっしゃられる。
体が敏感な方だ。
その後、左足の外くるぶしが
下がるおおもとの原因を探る。
追伸
左側の腰である腸骨(=ベルトの掛かる箇所)が
右と比べると極端に下がっている。
この箇所は、消化器と関係が深い。
「寝る前に食事をされていますか?」
「しています」
「少し、食事を減らしたらいいと思います」
「それほど、摂っていないんですが?」
「量ではなくて、、、
食べたい要求以上に食べてはいませんか?」
「・・・・・
実は、奥さんが作ってくれるのを
残すのが心苦しくて」
「そうでしたか。
奥さまには、鈴木に
そう言われたからって言ってください」
「はい、わかりました」
このように、人間の体は、、、
外くるぶしが下がるだけで
調子が悪くなるものなのです。
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