ある女性。
年代、お名前は言えない。
患者さんの個人情報になるからね。
その方、初めの診察は
昨年の秋ぐらいだったと記憶している。
違うかもしれないが、、、
その辺はご容赦(苦笑)
その時は、「左の腕が上がらなくなった」
それが長く続くので、ネットで
検索していたところ
たまたま鈴木のブログを
見かけたという。
そして、鈴木の所にお見えになった。とか。
お体を拝見すると
おなかに「これ」と思うところがあった。
おなかの左側の上のところ。
整体では、「ストレス過剰」を示す
感情抑圧活点のところだ。
右側の同じ箇所と比べると
この左側の箇所の異常は
誰が診てもわかるぐらい盛り上がっている。
鈴木「●●さん、失礼ですが
お仕事は大変なストレスが
かかるお仕事ですか?」
と、お聞きすると
患者さん「そうなんです」と、おっしゃる。
※ここが硬くなると左の腕が上がらなくなる。
違う原因で左の腕が上がらなくなる時もあるので、、、
その見極めが難しいところ。
左の腕を上げる急所を
何箇所か緩めたところ
突然、咳をし始めた。
その咳が1分くらい続いた。
とても長く感じた、、、。
※咳をすることによってその異常な
箇所を緩めているのですね。
整体体操を「行う」ように
すすめて1回目は終了した。
そして、しばらくたって
昨年の暮れにお見えになった時
どうもいつもと違う感じがした。
落ち込んでいる感じ。
足取りが重く感じられる。
(何かあったな、、、)と。
すると、
患者さん「実は、会社の健康診断で●●で
引っかかりました」とおっしゃる
患者さん「再検査なんです、、、」と、
悲しそうな声音でおっしゃるので、、、
その部位と関係するところに
しぼって操法をした。
そして、体操とその部位に
蒸しタオルを当てることをすすめた。
年が明けて
いつものように体を拝見すると
前にあった背中に妙な硬直が無い。
(おかしい、、、前回まではあったのに。
そうか、体操と蒸しタオルをしたのだな)
鈴木「●●さん、今日はいいです。
体操と蒸しタオルをしてくれたのですね」
念のため、この方の定点観測の箇所である
おなかの左側も気になるほどの硬直はない。
※患者さんそれぞれに「ここ」という
定点観測の箇所があります。
患者さん「実は、おかげさまで、
再検査の結果問題なしでした」
鈴木「それは、良かった。
あなたが必死に体操と蒸しタオルをしたためですよ」
追伸
この方が良くなったのは
鈴木の操法が良かったのではないのです。
この方が、必死に一生懸命
体操と蒸しタオルをしたからなのです。
その必死さをこの方は、
こう表現しておられました。
患者さん「実は、蒸しタオルを当てている箇所が
みみずばれみたいになったんです」
鈴木「それは、タオルが熱すぎたんですね。
必死になるとほとんどの人がそうしますよ」
患者さん「そうですか」
鈴木「これからは、タオルを当ててみて
赤くならないところだけ当てて下さいね。
そうでなければ、蒸しタオルを
やる必要はありませんからね」
患者さん「当てなくてもいいんですか?」
鈴木「はい。赤くなればその箇所が
正常に働き始めた証拠ですからね。
次回の操法はちょっと空けて
●●にしましょう」
晴れやかな気持ちになった(^^♪
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