-井本整体横浜室-よしみ整体[鈴木好美]

神奈川県横浜市保土ヶ谷区西谷町766-4ルミエール1階

06.19　「難治性」腰痛と整体（前編）

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こんなレポートを読んだ。


それは、、、

『単なる腰痛が「難治性」腰痛に誤解されてしまう理由』


（なかなか興味深い。。。）


「慢性痛」の名医として知られる
北原雅樹教授のもとには、

全国の病院から大勢の患者が
紹介されて来る、そうだ。


※北原雅樹教授

横浜市立大学付属
市民総合医療センターペインクリニック


その北原雅樹教授によれば、


「難治性」腰痛とは、

・いくら検査をしても原因が分からない
・どんな治療も効果が見られない

と、定義される腰痛を言うそうだ。

 

その証拠として、
以下の2例を提示する。

※今日は、その1例のみ提示


わかりやすくするために
鈴木が原文のイメージを崩さず
簡略化して箇条書きにする。

 


【症例1】

・70代男性。職業は噺家。
（落語家の林家木久扇氏）

・腰、ひざ、下肢の痛み

・4年以上にわたり、
複数の医療機関を受診するも原因が不明。

現在は、「車椅子に乗ってるのもやっと」の状態。

高座に上がれば一席終えるまでの


数十分間は正座を続けなければならない、

腰や膝に結構な負担がかかる仕事である。

本人も若いころから腰痛持ちを自認していた。


・4年前、大きな名跡を襲名したのを
きっかけに多忙を極めるようになり、
その負担がすべてかかってしまったのだろう、、、


腰痛が悪化。

手すりにつかまらなければ
歩行もままならないほどになってしまった。

 

そこで、北原雅樹教授のもとに訪れた。

他院から回ってきたカルテに
書かれた診断名は

・腰部脊柱管狭窄症
・変形性膝関節症


対処法として、

・神経ブロック注射
・消炎鎮痛薬の服用
・ひざへのヒアルロン酸注射

と、記されていた。


しかし、、、

教授は、こう言う。

「「難治性」腰痛は、
思いがけない理由で起こすケースが多い」


教授が診たところ、


・腰、両臀部、右足の太もも、
ひざと下腿（ひざから足首）に強い痛み

※痛み以外には感覚異常もなく、
血液や腎機能などの検査結果にも、
特段の異常は見られなかった


（つまり、内臓には問題ない）と。


ただ、


痛みのある部位の筋肉は
慢性のコリによってガチガチに硬化していた。


総合的判断により、


歩行もままならないほどの
痛みの原因は、

ガチガチに硬化した筋肉

と、確定した。

 

これを緩めようと

・「筋肉内刺激法（ＩＭＳ）」

※東洋医学で使う針で
トリガーポイントを刺激する治療法

・慢性疼痛に使われる鎮痛薬を処方


・胃腸機能を整えて体力を回復する効果のある漢方薬

※胃が荒れて食欲が落ち、体力が低下していたため

・自宅で行うストレッチと体操

・腰や足に圧をかけて血流を適度に制限し、
短時間で筋力をアップすることが
できる加圧トレーニング

を、指導した、と言う。

 

すると、、、


1年足らずで

数年来の腰痛や
ひざ痛と決別した、と言う。

 

 

追伸
整体指導者である
鈴木の観点から

このレポートを読むと、、、

（井本整体の行っていることは
最先端をいっているなぁ～）

と、ちょっと胸を張りたいぐらいだ。


と、言うのも、、、


・硬化した筋肉を緩めた
・体操で筋肉を緩めた


いずれも、井本整体が、、、

腰痛の際に操法する箇所と
同一なのです。

 

 

 

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