先日、長く通ってこられている
患者さんからこんな質問を受けた。
「先生、寝るのは仰向けが正しいと聞いてから
仰向けで寝るようにしているんです」
「え~っ、そうなんですか?」
「でも、なかなかきつくて、、、」
「きついのはツライですよね」
「はい、きついのはツライです」
「それなら、もっと、きつくないように
ツラクならないようにしたらいいと思うけど」
「きつくないって?」
「きつくないように、
寝やすいように寝るってこと」
「仰向けに寝なくてもいいということ?」
「そうです」
「、、、、、、」
「●●さんの場合は、右側の肋骨が硬いので
右側を下にすると、体重で圧迫されるから
右側の肋骨の硬いのが緩む。
すると、呼吸が楽になるのです。
呼吸が楽になると、よく眠れる。
だから、●●さんの場合は、
右側を下にして寝るのが正解」
「そうなんですか」
「そうなんです」
追伸
まとめると、、、
寝る時には、何の工夫も要らないのです。
眠くなるようにすればいい。
右を下にしたり、左を下にしたり
万歳のポーズをとったり、
うつ伏せになったり、何でもいいのです。
寝付く時には何も考えず本能に任せる。
だから、日によってその体勢は変わる。
当然ですよね、、、
疲労の度合いが毎日、違うわけだから。
ただ、朝、目覚めた時には
仰向けの体勢で起きるのが望ましいのです。
なぜか?
睡眠の質、量とも十分だと
前日の疲れが抜けたと判断できるからです。
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