昨日、新聞を見ていると
見逃せない記事があった。
「カルロス・ゴーン
17年ぶりに日産自動車社長を退任」
※会長としては、日産に残るらしい。
実質、経営権は保った立場だ。
このカルロス・ゴーンさんに
関することで
鈴木にとって忘れられない
思い出があるんです。
今から17年前のこと
鈴木は、横浜駅西口から
歩いて5分のところにある
日産関係の宴会場に
たびたび派遣社員として
バイトに出かけていた。
この宴会場は、21階にあった。
みなとみらいに面していて
夏の花火の際は特等席であった。
(花火が目の前で見えた)
当時は、鈴木はすでに
井本整体で勉強を始めてはいたが
「開業」までは(まだ、かかるかな、、、)って
思っていた時期。
その頃は、とにかく
「開業」するための
お金が欲しかったので
本業のほかに
派遣バイトとして
宴会場の仕事をしていた。
そんな時、
「日産自動車が多額の借金(2兆円)で
もしかしたら、、、やばいかも」
って、マスコミで盛んに報道されていた。
すると、この宴会場も
日産の子会社であるから
なにやら怪しげな雰囲気になってきた。
(この感じは、そこにいたのでよくわかった)
そんなことが数カ月あって突然、
「フランス自動車大手のルノーが
日産自動車を買収した」と。
そこへ、ルノーから送り込まれたのが
「コストカッター」の異名を持つ
カルロス・ゴーンさんだったのだ。
彼は、着任するやいなや
・国内5工場の閉鎖
・20,000人超の人員を削減
を、骨子とする
『日産リバイバルプラン』を発表した。
このプランに関して
日産自動車の従業員
関連子会社は猛烈に「NO」と言うが、、、
いかんせん、2兆円の借金
そのまま放っておいたら
会社はつぶれる。
現実をみれば
どうにもならないのは
誰がみてもわかっているが、、、、
それを認めたくはない。
その結果、
鈴木がバイトする
宴会場で行われる宴会の席で
カルロス・ゴーンに対する
罵声、中傷、怒り、ねたみ、
ありとあやゆる罵詈雑言が出ていた。
接客しながら「それら」を聞いた時
(ぬるま湯のゆでガエルだなぁ~)と。
※人は、お酒が入ると
本音が出るのです。
鈴木は、ホント宴会場での
バイトで人生を学んでいたのです。
今、思い返してみると。。。
あれから17年、、、
日産自動車は、本社を横浜に移転。
株価:1,112円
ルノー、三菱自動車と提携し
世界市場でも
・フォルクスワーゲン
・TOYOTA
・GM(ゼネラルモーターズ)
と、戦える状態。
あの時、もしも
カルロス・ゴーンが
荒療治をしていなかったら、、、
日産自動車はどうなっていただろう?
そんなことを考えました。
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